島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

壱岐修行前に勉強

壱岐の郷土料理修行は暢気に料理を教えてもらったり
旅館で給仕の勉強しようと思っていたら、お世話になる「壱岐もの屋」
デジタル女将より「レシピはあるのでそれを体験&習得するのはいいとして、
それだけだと受け身的なので、更に発展させたモノを開発したらどうか。」とのお話しが。

それと壱岐焼酎(麦)に合う肴も開発する様にとのこと。
厨房は自由に使って良いそうだが、基本的な知識もないので
今日は図書館に行ってたくさんの郷土料理や食歴の本、
韓国料理の本を借りてきた。 メモメモ.gif

壱岐は国境の島なので韓国や中国との
関わりがあったから料理も影響を受けたのではないかと思われる。

なんだか脳みそを使う修行になりそうです。

2005年11月25日 | トラックバック (0)

長崎喧嘩凧にはまる!

坂本龍馬好きな私。
なので帰京経由の長崎に降り立ち亀山社中
(日本初のカンパニー。龍馬が設立)や龍馬ブーツ像を訪問。

今日は11/15で龍馬の誕生日だし良い機会だね♪
しかし長崎はちぃーとも龍馬フィーバーなかったよ…。ヒクヒク.gif

20051116d.jpg
ついでに風頭公園に立ち寄ったところ『小川ハタ店』なる気になる看板が。
長崎でハタ=凧のことである。

何気に寄ったところ、かなり年季の入った伝統的な店だった。
姪っ子土産に買っていこうと思ってたら店主のオヤジさんがakk^o^に諭す。
以下、本当は長崎弁で若干解読不可だったがこんな会話あり。

私「あのー、姪っ子に凧買いたいんですけど。これいけますかね?」
(っと横幅40cmくらいの凧指さす)

オヤジ「あんた、ハタ上げたことあんね。」

私「いや、ないです」

オヤジ「親はどーかね」

私「姪っ子の親も東京上野育ちだもんでやったことないです」

オヤジ「んじゃ、話にならん。江戸凧と違って長崎の喧嘩ハタは技術がいる。
江戸凧はちったら走ってハタ上げるんだろ?
喧嘩ハタはそぎゃんことせん。
ラジコンの如く指だけで左右上下、急降下、回転すべてやりよる。」

私「え!?そんなこと凧でできんの?!」

と言ったら呆れた顔してオヤジ。
「今ハタ名人呼び出しちゃるけん、やり方覚えて姪っ子にやれ。
ハタは風を読んで指先勝負じゃ。じゃなきゃ喧嘩に勝てん。」

なんていって携帯電話でとある老人を呼び出しちゃったよ。

おーぃ、そんな突然…。
って遠慮もつかの間!

これがメッチャ面白い!!
確かに江戸凧でちんたら走ってやっと空に上がったと思ったらすぐ落ちちゃって
凧に良いイメージ無かった私ですが!

長崎喧嘩凧は風さえつかめばグングン昇っていくのだ!
まるで生きてるみたいだよ!

20051116e.jpg

名人は1200mも上げるそうな…。
akk^o^は350mばかし上げたよ!

そうなるともう模様なんて見えない!
でも凧を見つけてトンビが寄ってきて一緒に飛んでくれるんだよ。

今日は雲の狭間から虹も現れて…。
凧とトンビと虹。
なんて素敵な画なんだろう!

感激と興奮でいっぱいだった。
伝統って素晴らしいねん〜感激.gif

ちなみに喧嘩凧、操縦しやすいのは150mくらいだそうである。
凧を操りヒモをこすり合わせてヒモが切れた方が負けである。

喧嘩も見てみたいものだね。

2005年11月17日 | コメント (2) | トラックバック (0)

島から一時帰国

12月から郷土料理勉強にお世話になる「壱岐もの屋」の母体となる平山旅館。

今回はこちらに宿泊させて頂いた。
千年も湧いている温泉の湯本旅館である。

壱岐もの屋はそこに隣接している。
旅館と壱岐もの屋の間に無料の足湯があって、
仕事に行き詰まると皆そこに浸かって気分転換する。

親父さんは根っからの料理人。
いや、料理職人だ。
リチャード・ギアと田中邦衛を足して二で割った渋い方である。
お客様に愛でられる料理をいつも考えている気がする。

女将さんはいくつになっても明るく大胆なお嬢様といったところか?
でも料理センスというか、勘が抜群だそうである。

そんなお二人を慕って働いている従業員の方がまた素敵な方々だった。
お客様に合わせて気遣いのできる熟練の優しさが印象的だった。

晩ご飯は毎日ネットショップ「壱岐もの屋」のデジタル女将と
打ち合わせ会食だったが、料理はいつも繊細で遊び心があった。
自分はココまではできないなーなんてあっさり認めてしまう…。(^〜^;)

平山について細かく日記できれば良いのだが、
今回あまりにもバタバタしていて写真も撮れず省略気味である。

でも、次回は半年滞在予定なのでその時平山旅館の魅力をお伝えできればと思います。

明日、壱岐を去ります。
次回12月第2週からいよいよ郷土料理修行が始まります。

今回いろんな出会いがあり、発見がありで12月が楽しみです!!

2005年11月17日 | トラックバック (0)

先生のおうち!

20051116b.jpg

びっくりである。
広大な敷地の田畑(しかもいろんな花であふれている!)。
数々の倉庫や作業小屋。
そして先生が作った作品の数々。

一番感動したのが井戸である。
飾りでも寂れてもいない。
生きた井戸なのだ。

20051116.a.jpg

縄で何メートルもバケツをギィコギィコ下げて水をくむ。
そして…その水をバケツのままゴクリ!
その甘くて美味しいこと!美味しいこと!!うんうん.gif

っと、今日は精進料理を習いました。
筑前煮、山菜おこわ、およごし、寄せ豆腐。
それとナスの芥子和えと伽羅蕗の佃煮もご馳走になった。

およごし。
なすの芥子和え。
かなりはまる。
20051116c.jpg

位置づけ的には゛先付け“なのだがドンブリ一杯食べれるね。
また酒の肴に最高である。

ちなみに現在の壱岐豆腐は壱州にがりを使っているが
昔は海水を使っていたそうである。
しかも内海の海水ではない。
何日も晴れの日が続いた外海の海水である。
でもできる豆腐は塩辛くないそうだ。
何とも言えない旨味が口の中に広がるそうだ。
「今度あなたが来るときまでには用意しとくけんね」
とのこと。
心躍ることだよ! イヤイヤ、恥ずかしいわ.gif

2005年11月16日 | トラックバック (0)

郷土料理の先生!

今夜は夕食時にこれから郷土料理でお世話になる
平田先生と顔合わせをした。
70才を超しているとは思えないアクティブで
チャレンジ精神あふれた女性でした。

雑誌やテレビ、口コミで聞いた料理はすべて
自分で試してみて、自分流にアレンジしたりするそうです。

料理だけでなく陶芸や蔓細工、服飾関係の仕事依頼も多々あり
多忙だが本業は農業である。

明日は仏事(十夜)で精進料理を作るから良かったら来るかとのこと。
当然大きくうなずいた。
明日が楽しみだ!

2005年11月15日 | トラックバック (0)

離島戦隊 イキツシマン!

いた。

そんな奴らが。

この壱岐にも(笑)

Hello Kittyご当地キャラはどこにでもあるが、
イキツシマンは壱岐(&対馬)発のオリジナルキャラクターである。
壱岐の名所や特産にちなんで作られているよ♪

ローカルヒーロー離島戦隊イキツシマンをそれぞれ紹介しよう!

ikitusimann.jpg

●鬼タコブラック…いつも悪戯ばかりしているが何かあったとき一番力になるヤツ。
●山猫グリーン…好き嫌いはないが猫舌。ゴミの分別が得意。
●島流しブルーイキツシマンの熱血リーダー。佐渡に瓜二つの兄弟がいる。
●ウニレッド…いつも何か食べている。最近ちょっとウエストが気になるところ。
●モンキーイエロー…物まねが得意。猿岩あたりに出没。

くだらないけど、こういうのけっこう好き♪うきうき.gif

2005年11月15日 | トラックバック (0)

壱岐牛、それは幻

壱岐。
それは松阪牛や但馬牛の肥育用子牛の隠れた主産地。

壱岐牛。
それは手塩にかけて創作する味の芸術…。

愛読書『美味しんぼ』やどっちの料理ショーで見た、
海を見おろし潮風そよぐ牧草地にノビノビと放し飼いにされている
牛たちの絵。
それが強烈に私の記憶に残っていたよ。

だから今回絶対壱岐牛とその牧場を見てくるぞーと意気込んでました。 でも島人に聞いた芦辺の岬に付近にいっても一向に牛たちがいない…。

しびれ切らして牧場直営壱岐牛専門料理店「うめしま」さんに行く。
サーロイン150g注文☆(^◇^)
ポン酢がついていたけど付ける必要ないくらい肉の味が豊潤でした♪
そして脂なのにくどくなくサラリと舌に溶け込む…。
不思議な体験♪

ikigyu-sa-roin.jpg

そんな素敵な肉食べたんだから是非とも壱岐牛を見たい!
と海岸沿いをさまよっていると。
とあるおじちゃんが牛を散歩させてた。
ちゃんと首輪つけて(笑)
壱岐牛は体が真っ黒で、前髪がくりん@くりん@カールしていてかわゆい♪(^3^)
「なんで散歩させているの?」と聞くと
「なぁーに、ストレスば溜めんごて」とのこと。

牛だけじゃなくおじちゃんもストレスなしだね♪
海に黄昏れる牛君たちがオツでした。
(潮風の牧場「梅嶋牧場」は結局タイミング悪く放牧観察できずでした。)

ikigyu-sannpo.jpg


2005年11月14日 | トラックバック (0)

島視察、2日目

壱岐の空

壱岐二日目。
晴天!
青い空、広い空、磯の香り…!

これぞ本当の壱岐なのねー♪♪♪ばんざーぃ.gif

今日も午前中は打ち合わせ。

っと、デジタル女将。
「これからカラスミ仕込み用のボラの卵取りに行くから行く?」
といわれホイホイ付いていく。

親父さんとカラスミ

旅館の料理長の親父さんの鋭い眼球がボラ卵を睨む…!
そして仕込みが始まる。
まずは生ボラ卵を丁寧に塩漬けしていくよ。
一日半漬けたところでキレイに洗って干していくそうです。
この干すのが根気いって毎日数時間毎にひっくり返して
じっくり乾かしていくそうです。

できあがりの唐墨しか見たこと無いakk^o^は
ボラの大きな生卵に息を飲む。
約10kgの卵を塩漬けする。
どんな唐墨ができあがるのだろうか…。
旬の唐墨、国産は特に味わい深く優しいと聞く。
胸が踊ることだよ。

2005年11月13日 | トラックバック (0)

島暮らし打合せ

壱岐に16:45壱岐着。家を出て12時間以上の長旅だった。

あいにくの霧雨で壱岐fanの人々が味わう
入港時の感動を味わえず。(ToT)

お迎えにはこれから修行でお世話になる老舗「平山旅館」女将自らしてくださる。
旅館女将!
っていうと厳しくて古風な方かと思ったら…。

超飛んだ女性でした。
底抜けに明るくてパワフル!

「あなた何のために壱岐に来たの?
え?郷土料理修行?
あなたおいくつ?
33?
まだまだ若いわねー!
私、44で乗馬始めて4年前にスキー始めたわ。
ボーリングも4人の息子顔負けよ!
最近は無農薬有機栽培の農園に凝ってるの!!
こないだ梅栽培の権威の人に習いに行ったの。
今年はすべて手作りの梅干しやるわよー!

あ、私、主人とは渋谷ハチ公前で出会ったのよー♪
その時私には婚約者も居たんだけど!
主人が追いかけてきたのよぉ〜♪(^0^)
でも3男の主人がまさか実家の旅館嗣ぐとは思わなかったわぁ〜。

こんな飛んじゃってる私だけど、結婚した主人にあきらめてもらって、
今じゃ好きにやらせてもらってるわぁ〜♪」

なんて魅力的な方なんだろ!
この女将を慕って多くのリピーター客が訪れるそうだよ。

旅館に着いて早々から0時過ぎまでデジタル女将佐知子さんと
akkoの今後の島暮らしの件を打ち合わせをした。

デジタル女将とは平山旅館を母体として壱岐の特産物を
ネットショッピングしている「壱岐もの屋」の若女将である。

寿司学校を出て自分の店を夢見るにあたり、
どこに修行に出ようかと考えていたところ、
不思議なご縁で出会った女性である。

彼女は六本木、TV局で働き結婚、出産を経て
ご主人の実家「平山旅館」へお子さん共々逆単身赴任している。
社会的使命をもった素敵な女性である。

今日は彼女の熱い熱い思いを聞いた。

これからいろんな事が起こりそうな予感です。

2005年11月12日 | トラックバック (0)