島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

akk^o^ 、平山旅館の嫁に!?

平山旅館には4人も息子さんがいるのに誰一人親父さんの跡を継いでいない。
親父さんが現役バリバリなのもあるけど、いろんな事情ありです。

長男であるデジタル女将佐知子さんの旦那さんは東京で事業しているし、他の息子さんも殆ど壱岐を出て働いています。

その中で伝説となっている息子さんがいる。
三男坊、周太朗さんである。

彼は超ルックスが良く、天才的な舌とセンスを持っているらしい。
旅館でも壱岐もの屋でもおばちゃん達の王子様らしいのだ。

しかーし!
「その名前を親父さんの前で決して口に出してはいけない。」
っと、サッチンから念を押されていた。

なぜかっちゅーと、旅館でありがちなのだが、
昔気質の根っからの料理職人である親父さんと、
古い格式を打ち破ろうとする周太朗さんは共に相容れず
親父さんは周さんを勘当状態にしているからだ。
周太朗さんは今は湯布院に修行に出されていると聞いていた。

ところがである。
その周さんがひょっこり帰ってきたのである。
当然旅館には顔を出せないのでサッチンの家に転がり込んできたのだ!

なんでかはわからない。
「どーせ、冬の湯布院は寒いからとかいって戻って来らっしゃんやろ。
そういう人たい。」とサッチン。
本人も「俺がいつ帰って来ようが、いつ行こうがサッチンに何ば言われとうない。」

ただ、サッチン的には壱岐もの屋の正月用のおせちメニュー作りにどうしても彼の舌が必要なのだそうで渋々家にいることを受け入れることに。

んで、今サッチン母屋2階のakkoの隣屋に居たりする。
男の人が隣にいるって結構ストレスなので自然akkoも1階のサッチン母屋に居ることが多いよ。

それからというもの親父さんの視界に入らない様に周さんは
壱岐もの屋の厨房で試作したりレシピ作りにくることに。


んが、その姿を先日親父さんに見かけられ「ここはあいつのいる場所じゃない。
サチ(サッチン)、早く奴を追い出せ。今度見かけたら銃で撃ち殺す。」
と鴨銃磨きながら親父さんは目を光らせている模様。

とはいえ厨房では王子様が帰ってきたってんでおばちゃん達は大にぎわい。

そして…。
とある噂がまことしやかに勝本町に広まる…。

「あの平山旅館の三男坊がついに帰ってきたと。」
「今度こそ真面目になるっちゅうて嫁さんば連れて来たと。」
「嫁さんは健気に平山に入って朝も昼も修行しちょらす。」

へー、そうなんだー。

ん??.gif
って、おいおい!
朝も昼も働いてるのNewFaceって私だけじゃん!!

どーやら近所では私が周さんのフィアンセであり、親父さんに周さんのことを許してもらおうと健気に壱岐もの屋や平山旅館で働いてることになってるらしい。

しかも噂の出所はおばあちゃん(親父さんのお母さん)らしい。
勘当されて追い出され心配してた孫の周ちゃんが嫁さん連れて帰ってきた。

これで安心だー。とか何とか。

あははー(^□^)

しかし、まぁ旅館て、平山旅館てホント面白いところだよ。
ここにいたらテレビドラマ1本書けるね。

日時: 2005年12月11日 14:39

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shimagurashi.com/mt/mt-tb.cgi/20