島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

伝えられない美しさ

友達からクリスマスに六本木ヒルズの華やかな
ネオンの風景が写メールで送られてきたよ。

都会は夜だってのに何て明るいんだろうね!
壱岐は真っ暗だよ。
旅館の周りは明るいけど下宿先は外灯ないよ。

「そういや、壱岐って星見えるんですか?」と晩酌の時親父さんに言うと、

親父さん呆れた顔して
「まだ空見ちょらんね。最高よ。 特に船の上で見る星ちゃ最高よ。」
と惚れ惚れした顔をして言う。

そういや一度も夜空を見上げたことなかったよ!!
とにかく朝から夜中まで働いてて帰宅は毎度午前様。
余裕がなくて顔を上げたことなかったよ。

んで、今日、相変わらず帰りは0時なんだけど、
夜空を見上げてみた。

思わず息を飲んでしまった。
そして呆然と立ち尽くしてしまった。
なんてなんて美しいのだろう!

たくさんの星達が華やかに輝いていたよ。

凛とした美しさを誇らしげに輝かせていたよ。

あぁ、なんて素敵な島なのだろうね。壱岐は。

ここには都会の人工的な華やかさは微塵もないよ。
でも自然の、圧倒される広大な華やかさがあるんだよ。

ボーっと立ち尽くしていると、車のクラクションが。
旅館の従業員の人が帰りがけにボケッと空を見上げるakkoに
早くしないと風邪引くよと合図をくれた。

そうだった。帰らなきゃ。
デジカメに収めてこの美しさをメールしようとカメラに
手をやるも、止めた。

この美しさをデジカメで伝えられるわけがない。
きっと間違った認識もたれちゃうに決まってる。

この美しさは壱岐に来た人じゃないとわからない。
みんなに伝えたい。けどカメラはダメだな。
瞳でみて心に感じないと。

ちなみにこの星空と同じく、壱岐で感動したにもかかわらず
カメラに収められないものがもう一つある。

それはミズイカの美しさである。

新鮮なミズイカはね、透明で七色に輝いているんだ。
ホント、まさに輝いているの。
マジで。

最初にそれを見た時、これまた唖然としたよ。
この世の喰いもんじゃねーって思った(笑)

それを刺身におろす時、新鮮なもんで包丁を入れる度に
身が「ビクッ」「ビクッ」と撓るの。
もうホント感動。

筆舌尽くしがたいよ。

akkoのつたない文章でどれだけ皆さんに感動を
伝えられるだろうか。

壱岐の自然の美しさと厳しさと優しさ。
壱岐の人々の優しさ。
壱岐の食べ物の素晴らしさ。

切なくてキュッとくるよ。

日時: 2005年12月26日 17:58

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