島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

鯛 鯛 鯛」!

昨日は8kg級の天然真鯛が3匹も壱岐もの屋に届きました。
すべて壱岐もの屋人気商品『島茶漬け』用の鯛です。
まずは3枚におろします。

先日長崎親戚の豪快な鯛おろしを見て以来ショックを受けて混乱してしまっていたakkoは、
もう一度親父さんの正しいさばきを見て復習しなおしです。

魚屋さんがするようなビニールのエプロンをして、旅館厨房外のおろし場へ。
長崎の親戚宅2人がかりで出刃と木槌で奮闘していた鯛も、
親父さんにかかると出刃一本、ささーっと三枚に。
鯛は骨がとにかく硬いし太い。
でもちゃんと関節や包丁の入れ所があって、akkoでも出刃1つでおろせる模様。

「迷い包丁はいかんよ。大胆にやりなさい。
包丁は正直じゃけ、あんたの気持ちが表れるけん。」

8kg、体長80cm級の真鯛を2匹おろせてだいぶ鯛不安から解放されました♪

特に3匹目の鯛はあまりに美しくて2人で惚れ惚れ見てたよ。
桜色にキラキラ輝いていてよく脂がのっている。

「美しかねー。見てみぃ。
天然ものはこん(このように)ひれが長ごうなっとる。
して尾の付け根がこげん太か。
あんたも東京で買う時はこん鯛を選ばんと。」
20050105a.jpg

「ホントに美しい以外言葉ありませんねー。
この鯛がもし人間だったら即ナンパですねー。」

(^o^)(^o^)はははっ

っと、油断してたら鯛の背びれに人差し指をグッサリ!
「痛てー!!」

寿司学校のスシケン先生にも鯛の背びれに注意って言われてたのに…。(ToT)
5cmはある背びれでグッサリ。

親父さんニヤリとして
「あと数回は刺されてみぃ。」だって。
ひどいね!(笑)

「したら懲りて意識せんでも気を付けるようになる。」とのこと。
「ばってん、鯛の背びれは毒があるわけじゃなかが
痺れて痛みがでるけん、刺さって痛くても指ばしぼって
たくさん血をだすように。」

そう言われたからじゃないが鯛がとにかく大きくて重くてやはり数回刺してしまいました。
今日はやはり少々指が効きません。

三枚におろし、適度なサク取りした鯛は氷水でサッと洗います。
この外での作業に手は凍てつくような寒さ!
っつーか、凍てついた。
指が痺れてきて逆に熱を帯びたような感覚。
水道水が温水に感じる!

後は壱岐もの屋の厨房に戻って茶漬け様に細かく引いていきます。

akkoのトゲ刺し悲鳴を何度か聞いた旅館厨房のおばちゃんに
「akkoちゃんはなして(何で)そんな寒いことまでやりよる?
みんなやりたがらんよ。」って言われた。

なんで?
修行だからか?

んにゃ。そこに旨いもんがある限り
akkoの食い意地は止まるところを知らない。
何せ前世は大食漢の胃袋だったけん。
食材に触りたい欲求が納まらないのね。

日時: 2006年01月05日 12:19

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