壱岐の橙
壱岐に来て魅せられたものの1つが橙(ダイダイ)です。
東京ではユズとかカボス、レモン等が酸味や香り付けに一般的ですが、
こちらは橙が主流。

大きいものでも直径8cmくらい。種が多いのが難点ですが、
その尖りのない、ひたむきな純粋具合が宜しく、
ポン酢にしても素材を上手に引き立てる名脇役だなと感心します。
なんちゅーますか、「出しゃばらないのにしっかり」みたいな。
平山旅館のポン酢ももちろん橙です。
皮は全部剥いてから搾り、三度もこします。
皮の脂が酸化し悪くなる素だからです。
だからメッチャ手間がかかる!!
でも、こうして保存しておくと1年でも保ちます。
壱岐の人々の生活にも橙は欠かせません。
正月飾りも東京じゃミカンですが、壱岐は橙です。
神様へのお供えも橙。
庭の火の神様(昔は庭で竈を炊いて作業をしたそうです)に正月奉納した橙を、
14日過ぎたら台所のガス台横上にネットで吊しておくと火除けになると言い伝えられていています。
「田舎はそんな風習があるとよ。」
里に住む江坂さんのお話。
日時: 2006年02月05日 23:34
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