島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

何にも無いけど。何にも無いから、素晴らしいのよ

女将、東京に出張へ。
全国子守歌大会を壱岐でやりたいから、東京の人に壱岐の良さをわかってもらいたいからと手巻き寿司をご馳走するんだって。それ用にヒラメやイサキやタコやイカをakkoと親父サンとでおろしました。

「壱岐の良さは(平山の)美味しい食べ物と元気な私が居ることだけよ!
だから皆に旨いものと私をアピールしにいくのよ!」と大張り切り。

壱岐の良さはそれだけじゃないと思うなー。
第一旨いものは所変わればどこにでもあるもんだし。
akkoは壱岐の観光でなく風景が好きだけどねー。

「何言ってるのよ!この島なんて何にもない!私はいろんな島いったけど、佐渡島とか洞窟に船で入れたりスゴイ観光地いっぱいあるのに比べて壱岐は何にもない!」と言う。


そう、壱岐にはそんなものはないよ。
派手な観光地なんてなにもない。

あるのは魏志倭人伝時代から続く神々や仏さんを敬う長い歴史。
そして変わらぬ田舎風景。
だけかもしれないね。

人も風景も驚くほど古き良き時代のまま。
都会やメディアに汚されることない美しい田舎が存在している。

それって、かなりスゴイことだよ。

その価値に、女将や島人は気付いていないようだ。

akkoは壱岐の何にも無いところに無性に惹かれてしまう。
ただただ高く広い空に、寝ころぶように存在する田畑や海を眺め、感動する。

平凡な島だけど、「この瞬間、ココ!」に立つと絶景の風景が繰り広げられていたりする。
そんなもの地図や観光MAPに載せようがないよ。

何にも無いけど、何もないからこそ、素晴らしい。

何もない「0」ってことは、全ての始まり。

平山の親父は、その「0」から物事を生み出す天才だ。
猟をし、採取し、自然の木々で細工をしたりして、お客様に最高のおもてなしをしている。
それを生業として生きている。

壱岐には何もないからと過剰になる必要あるのかな。。
akkoにはそんなの不要だと感じてしまう。
何もない素晴らしさを、知ってもらうべきだと思う。

「田舎」は遊びに、観光しにいくところではなく、「還る場所」であって良いと思う。
20060601.jpg

日時: 2006年06月03日 00:15

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