壱岐の芸術的建築 U
そして、もう一軒。
『碧雲荘』
壱岐出身で慶応出、第2次大戦で朝鮮に渡って財をなしたのだそう。日本の電気王:松永安左エ衛門氏と同郷で政財界にも君臨していた人だそうだよ。
その人が「金に糸目つけない」と日本全国からありとあらゆる資材、設計士や大工、監督を連れてきて作ったその別荘はあまりの雅さに舌を巻くところです。
もう、何が凄いって使ってある材質や天井、床、壁、ふすま、あらゆる細工が施されていて開いた口がふさがらない。

庭に出る足かけ石。幅4m近くある一枚岩。鉄分を含み、いつもさびが出ている。

縁側からの眺め。印通寺港が一望できる。

稲穂の金張りのふすま。各部屋ごとに金や銀で植物が描かれている。
ふすまの上の木細工も素晴らしい。 各部屋ごと違った細工が施されている。

親父さんが小さい頃まだ生きていて、バスではしゃいでいると杖をついた怖い異相をしたじぃさんによく怒鳴られたといってた。
ちなみにこの熊本利平氏、晩年は不幸だったそうだよ。あまり良い着物をきておらず寂しい最期だったとのこと。
こんな豪邸建てた人だというのにね。。。
栄枯盛衰。
寂しさを感じる。
奢れるもの久しからず。
日時: 2006年06月14日 00:41
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