節目に訪れる食事処
毎回。なんとなく。居心地良くて。
行きたくなる居酒屋さんはあるよね。
今回はそうじゃなくて。
家族の行事や記念日に必ず行くことにしているお店。
って皆さんにもありかすか?

akko誕生日week。最終日。
今日はakkoのお気に入りの食事処 東京都あきる野にある『橙々庵』に行きました。
ここは。
とにかく風流!!
東京といっても外れだし。自然にあふれているよ。
門もうっそうとした緑に溢れ・・・
建物は江戸時代から十七代続く旧家の土蔵を改造したもの。
重厚な扉を開いた第一室はお会計処とギャラリー。

毎回ガラスや漆器や絵画などで楽しませてくれます。
食事処もカウンタースペースと二階のテーブル席とあるのですが、各スペース乙な窓が小さくあり、そこから眺める庭園がまた目を豊かに楽しませてくれます。

今日は夏らしく、大きな氷がお給仕処に設えてありました。
時々滴り落ちる水滴の音がまた趣き深いよ。
そしてそしてお食事。。。
とにかく風流!
素材も味も器も趣向も!
舌も心も豊かにしてくれるよ。
エビスビールお願いしたら「ハッピーエビス」だった♪
誕生日に縁起がいいね♪

右の鯛を2匹持っているのがHAPPYな方です。。。
【本日のメニュー¥5,500】
●食前酒 自家製梅酒
●前 菜 観月涼の彩り杉板白木台
・石川小芋ウニソース
・岩魚の南蛮漬け
・青梅甘露煮
・じゅんさい豆腐
・ミニトマトの蜂蜜煮(ホオズキの中)
・瓜と穴子の和え物(竹筒)

40cmはあるであろう蓮の上に華やかに盛られています。
蓮もフルプルした水滴がかかってたりして涼しげでした。
そして椀もの。

このシャンパンゴールドの椀にどんな料理が彩りされているか。
創造できます???
●椀 盛 枝豆すり流しクリーム豆腐 小メロン 岩茸 小梅 海老葛うち

華やかな彩椀に暗い色を創造るすのはナンセンス!
シャンパンゴールドに負けない鮮やかなグリーンの枝豆スープが目に飛び込んできました。
そして更に明るい気持ちになったよ。
魔法にかけられたみたいだね☆
●造 り 紅マス 岩魚 小ナス (レモン醤油にて)

●凌 ぎ 雪鱈昆布〆 ゆがり寿司色茗荷

またまた蓮が水滴で艶っぽく演出されていたよ。
今日のギャラリーが蓮の画展だったから、それに合わせて料理にもテーマがありました。
●焼き物 鮎の塩焼き 山葵酢

ワサビ酢ということだったけど、大根おろしでかなり中和されていたよ。
お酢もそう強くなかった。蓼酢でないのが新鮮だったよ。
●焚 合 南瓜の蓮巻き湯葉

これもなかなか美味しかった。レンコンにあれだけ上品に味を乗せるのは難しいなと思いました。
●揚げ物 オクラ ナス コーン

コーンが甘くて美味しかったなぁ〜♪
●酢の物 蓮芋 帆立 ラディッシュ しし唐
●止 椀 赤だし 薄揚げ
●飯 蓮根飯 梅干 蓮の実

蓮ご飯てどんな味するの??
って、あまり蓮のえぐみやアクはなく、小梅と蓮の実のホクホク感が味わえるお品でした。
●水 物 無花果甲州煮 チーズクリームミント

イチジクを「無花果」と書くとしってました???
壱岐で謎の樹木があって、葉は生い茂っているのに花が咲かない樹をakkoは不思議に思っていたのだけど、それがイチジクの樹だと知ったのは帰国間際。イチジクは花が咲かないで実が成るの。それを「無花果」と言い当てるなんて感慨深い思いがしたよ。
●お抹茶 羊羹添え

ここは中庭も心安らぐよ。



節目の食事はちょっと足をのばしてでも。
味だけでなく空間、空気すべてが特別なものでありたいよ。
がむしゃらに忙しい都会の日々でも、こういう心の安らぎと豊かさを持つ時間も大切な気がします。
『橙々庵』はakkoにとって、そんな大切な食事処です。
日時: 2006年08月13日 22:15
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shimagurashi.com/mt/mt-tb.cgi/335

