縁とは奇なるものかな
今日は岩盤浴カフェ「はぴはぴ」に会場費の交渉に出かけました。
会員制のカフェで会費を払えば会場を無料で使わせてもらえると
思いこんでいたakk´o`ですが、実は別途使用料がかかることが判明。
ここは渋谷ハチ公前徒歩30秒。一日の家賃は4万。
貸し切り料として大体3,4万が通常だとか。
とてもそんな金額払える訳がない。
肩を落とす。
「……。貴女は本当に欲が無い人なのですね。僕なんか壱岐料理美味しかったからいくらでも商売出来ると思うけど?」
とオーナーさんいわく。
今は利益が全くなく、壱岐を東京の人に知って頂くことを最優先にしているよ。
ただ産地から仕入れた食材を郷土料理だと出す商売はしたくない、旨いものを食い散らかす今の東京の飲食は好きじゃない、壱岐の方々がどんな風に食材を集めてくれたかを知っているのでそれを大切に出したいし、それを味わって欲しい。お客様に、自分が今食べているものは何なのか、それを知って味わって欲しい。自分は飲食屋じゃなくて、壱岐の息吹と文化を伝えたいとやっています。
だから旨いもの机の上に出して終わり、じゃなくて完全予約制で一つ一つの壱岐の素材と郷土料理の由縁をご紹介し、お帰りの際には
@今日の料理の説明書とA翌日壱岐の余韻を楽しめるお土産と
Bakkoの大好きな壱岐スポット紹介冊子を作ってお渡ししている。
自分はまだまだ料理修行中で人様から利益を得るような技量はないので、今は壱岐料理を紹介しつつ皆さんに応援していただくのが手一杯。会場費4万ならば、自分には不釣り合いな会場なのかもしれない。
とまた頑固なことを言ってしまったよ。
自分は職人気質でどうもいけないね。
オーナーさんは呆れてため息をつきながら、優しい目をして言う。
「あなた程の一途な愛情と情熱的な人は見たことないです。自分もその情熱はあるけれども…色んなしがらみがあってなかなかそう生きれないものです。貴女を応援したいという気持ちはあります。でも経営者として(金持ちでもないし)無償でどうぞという訳にはいきません。お金は無理なら、どうですか労働で払うというのは。」
ここ「はぴはぴ」は時々いろんなパーティや会合が行われている。
魚を扱える人はいないし、akk^o^は寿司学校を出ているので寿司を握ったりとか、裏方としてやれますか、とのこと。
まだまだ修行中の身なので、自分の練習にも良いだろうとお受けすることにしたよ。
交通費くらいは出してもらえるのかなぁ〜。
「それと。。。」とオーナーさん。
「私は出会いやご縁を大事にする人間です。それは現金より遙かに価値があるからです。貴女が前回【壱岐の会】に連れてきて下さった古川先生は、私にとってとても素晴らしい出会いでした。
貴女が連れてくるお客さんは質がいい人(地位や職業ではなく)が多いような気がします。
きっと貴女のひたむきな思いが伝わる人が来るのでしょう。」
「もし、今後も私に素晴らしい出会いをくれるのであれば、会場費も考えます。私に100万分の価値を与えてくれる人に出会わせてくれるなら、1年分会場費タダだって考えます。」
「つまりは…。壱岐の会に、毎回私を参加させて下さい。もちろん会費は払います。」
そんなことで、会場費はお客様1人に対して¥1,000。
そしてオーナーさん参加で、その分の会費は差し引いて良し。
ということに落ち着きました。
やれやれ。
これで、なんとか【壱岐の会】を継続できそうだ。。。
このオーナーはゆくゆくはきっと壱岐の価値も理解してくれるだろう。
なんて、ホッとしていたけれども。。。
このあと、更に、オーナーさんが言う「価値を与えてくれる人」を彼に紹介出来ることになろうとは・・・
夢にも思わなかったよ。
(つづく)
日時: 2006年11月21日 23:38
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