島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおう活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

『世界一旨い日本酒の会』

昨日は古川修先生主催の『世界一旨い日本酒』の会のアシスタントをしてまいりました。

お品書きは以下の通りです。

【お品書き 〜旬の鱈を食べ尽くす!〜】

一、前菜 三浦大根のスティック、 鼈甲玉子、梅酒の梅の和三盆煮 、イクラ蕪おろし
一、八寸 合鴨燻製炙り、自家製カラスミ、豆腐味噌漬、温泉玉子、聖護院蕪のサラダ
一、煮物 茄子煮びたし
一、お造り 小樽直送 マダラの昆布〆、ヒラメ、スミイカ
一、厚岸牡蠣と下仁田葱、大蒜ゴルゴンゾーラ炒め
一、しゃぶしゃぶ マダラ
一、鍋 白子鍋  下仁田葱 豆腐 椎茸 白菜
一、お食事 タラコの焼きお握り茶漬け
一、水菓子 刑部苺農園の栃乙女

品数多いし、先生はこだわりの人なのでてんやわんやでしたが無事にお勤め果たすことができました。。。

今回のテーマは『旬のマダラを食べ尽くす』だったです。
そのマダラちゃん(♀)↓
タラ頭.jpg
デカッ。この頭だと推定10kgあるかな。

ちなみにメインの白子鍋に入る肝↓
白子.jpg
小さく見える私の牛刀は、30cmはあるの。
いかにタラがBIGだったかを物語ってるね。。。
白子天ぷらもしたかったなぁ〜。

この会の面白いところは、会で使われた食材や調味料の生産者と連絡先もメニューと一緒にお客様にお配りするところでした。

ここで美味しいと感じたものをお客様はこれから自分で購入することができるかも知れないし、この会でMyブランドを発見できるかもしれないのです。

「そんなこと言ったって、こんな希有な美味な食材なんて一般人には手に入らないのでは?高そうだし!古川先生だから手に入るんでしょ?」なんて質問をしてみました。

日本酒談義も盛り上がり、ほろ酔いになり頬もピンクに染まりつつある古川先生は穏やかに答えます。

「確かにそういう方もいらっしゃいます。
でも、普通に手に入る美味しい食材もたくさんあるのですよ。賢く上手く購入できる先(生産者)を見つけることです。


ただ、大事なのはコミュニケーションなんです。どんな良い生産者からでも、味気なく電話やネットで「○○発注」じゃ、それだけのものしか来ない。

それを、心と心を通わせることでお互いのイメージができ、更に良いものを旬のものを、食べてもらいたいとなったりするのが人というものです。」


たしかに昔は八百屋さんとか、生産者と繋がっていて旬の素材は何か、今日は何が美味しいか、直に聞いて買っていたよね。

今はコンビニやファーストフード、大型・24時間スーパー。
ここからは生産者の声も消費者に届かないよね。。。

今のアンテナショップやネットショップ、産地直送なだけの郷土料理屋は、思いが「提供者→お客」の一方通行だから。

今回の素材は古川先生が直に素材を取り寄せ、生産者の方とコミュニケーションをとって集めてきた素材ばかりでした。一つ一つ生産者の代弁者として素材について先生は語っておられました。

この『世界一旨い日本酒の会』と同じく、akk^o^が主催する【壱岐の会】も、生産者や地元の人の声が届く会を目指しています。そしてお客様にそれも含めて味わっていただく会にしています。

生産者or提供者とお客様がコミュニケーションとりつつ食材を味わい、その食材をお客様が自分のものにしていく。

自分が食べているものが何なのか、知ることって大事。
だって、命を頂いているんだもの。
それで、自分は生きているんだもの。

これって、今までのネットショップやアンテナショップの新しいスタイルではないかしら。

日時: 2006年12月28日 09:57

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