対馬紀行V 〜対馬の逸品〜
ところで、対馬の山々にはところどころに蜂堂がおいてあります。。。


一般のお宅でも自分の庭や山にいくつも蜂堂をおいている。
この【対馬蜂蜜】!
けっこうすごいぞ!!
対馬藩では、地蜂蜜は将軍家、幕閣、諸大名への貢ぎ物だったそうです。日本蜂100%で野生の蜂を蜂堂と呼ばれる巣箱に誘い入れる伝統的手法で年に1回しか採取されない濃厚な蜂蜜。
対馬のニホンミツバチは、一般的に西洋ミツバチと交配しやすく種の純血を保つことが難しいと言われているよ。しかし対馬は緯度が高く平均気温が低いため西洋ミツバチが育たず、純血が保たれているのだそうです。
また雑花の蜜を吸うニホンミツバチのシーズンは10月〜11月で終わり、対馬のニホンミツバチの蜜は採れる量が限定されるため、島外では滅多に売られることがない希少品!!
対馬の農協でさえ180g¥2,500前後。
高っ!!(`□´;)
これが島外に出たら、いくらの値がつくとで!?
でもこんな稀少なものだったか買っておけば良かったなぁー。。。
後悔。(ToT)
さて!
対馬といえば銘菓「かすまき」。
ですが、今対馬でブレイクしているのが【佐賀(さか)の鯛焼き】。

対馬出身の壱岐もの屋末永おばちゃんが、「鯛焼き」を是非とも絶対買ってきてくれれと託されていました。
どこに店があるの?と聞いても「対馬で地図もって生活してたわけじゃなし、知らん!」だって。
そ、そんな無茶苦茶なー!!
壱岐の4倍ある島なんだよー!!“o(^□^;)o”
んが、末永おばちゃんの執念がakk^o^に乗り移っていたのでしょうか。見つけちゃいましたよー。ふっと「鯛焼き」の旗があるお店を。
永留菓子店さん。

創業40年。年期のある焼き型ですねー!
お客様も次々ときて列が。前のおばちゃんが64個もまとめ買いするからしばし待機。モッチリとした側(がわ)と上品なあんこ。なかなか良かっつ♪♪
全国的に有名な【対馬椎茸】は対馬ででも高かった!もう一流ブランドやね。
壊れたり端の対馬ドンコは農協で安く売っていたよ。300g¥350也。ありえないね。通常品は10倍の値段がするはずです。
対馬へお越しの際は、ぜひ厳原の農協へ♪
ところでー!
壱岐牛は黒毛和牛ですが!
対馬牛は赤毛でした。。。

対馬は急傾斜地が多く、足腰の強いあか牛が主体。最初は農耕用として飼われていたそうですが、機械に取って代わられ、今は主に繁殖(子牛を作って売る)を目的とされているようです。肉は背脂肪等余分な脂肪が少ないのだそうです。
長崎の島仲間の対馬ですが、いろいろと発見の多い食の旅でした☆
対馬紀行U 〜対馬の郷土料理〜
対馬の郷土料理というと、「いりやき」「ろくべえ」「対州そば」「石焼き」「かすまき」です。全部堪能することはできませんでしたがいくつかご紹介しますね。
魚は壱岐と海域がかぶさるところもあり、漁獲種類も壱岐と同じような種類。対馬のスーパーに立ち寄ってみると、この時期は鰤やイッサキや鮃、鯛が並んでいた。やはり壱岐とかぶっていましたよ。
対馬は畑が少ないためでしょうか、お野菜が高い!
島1つ越えるだけでまた船賃が加算されているよう(涙)。ちなみに壱岐は漁業の島のようなイメージありますが、実は農業の方が盛んです。だからお野菜も地場ものが安く手にはいるのです。
「いりやき」は壱岐の郷土料理「ひきとおし」に似た甘辛いスープに魚介類を入れた鍋だと聞いたので、それは外してみました。
【ろくべえ】

さつまいものでんぷんからできた「せんだんご」(乾燥品)を麺状にし汁物にしたものです。スープは対馬椎茸をたっぷり利かせたものが多い模様。こんにゃくに似た食感。。。麺自体に味わいがあるとは・・・ちょっと・・・。でも農地の少ない対馬の昔ながらのエネルギー補強食である歴史を感じました。
【対州そば】
対馬の蕎麦はつなぎ無しの100%そば粉。ツルリとした舌触りを楽しむというよりは味を堪能するという感じでしょうか。浦底にある「一休」。ここの食べ方はなかなか面白かったです!

シンプルにネギと揚げ出し豆腐以外一切トッピング無し。
スープは醤油風味のとろみあん。
「まぁまぁ、豆腐崩してみてくださいな。」と定員さん。

崩してみると、中から柚子胡椒が!
これを豆腐と麺、汁ごとガッツリガッツリ混ぜてすする!
これが一休流!!

なかなか良いぞ!上品に食べないで豪快に食べたい。カレーライスをグチャグチャ混ぜるイメージ?蕎麦にたっぷり柚子胡椒&醤油あんが絡まって十二分にハーモニーを堪能できます。色々応用が利きそう。楽しめる食べ方でした♪
その他、【対馬穴子】の天ぷらのいただきました。
穴子なんてどこでもいるじゃん?と思われますが、対馬の、とりわけ対馬(北緯34度00分〜34度50分の対馬の西海域)の穴子は一味も二味も違います。穴子のエサが違うのだそうです。
本土の穴子は鰯など小魚をエサにするものが多いのに対し、ここのはカニ・エビ等が豊富なエサになるため、穴子の活動も活発で、脂ののりも大変良くなるのだそうです。
とにかく肉厚で濃厚。そして皮に歯ごたえがあるよ。噛めば噛むほど味が出る。ずっと噛んでいたくなる(笑)
最近はブランド化してきて都会にも進出しているようですので、皆様ぜひ一度試してみてくださいまっせ☆
対馬紀行T 〜対馬という島は〜
遅くなりました。
5/10に行ってきました対馬のレポートです。。。

面積:709.77ku。佐渡、奄美大島に次いで日本で3番目に大きい島で、小島を109持っています。壱岐の4倍はあります。
また、壱岐がカレーライスの皿をひっくり返したような平坦で見晴らしが良い島(壱岐で一番高い山は300m位)であるのに対し、対馬は650mの矢立山はじめ高い山々が面積のほとんど(8割)を占めています。
[矢立山からのパノラマ撮影。春霞なのと周りの山々も高すぎて険しさがわかりにくいかしら?最後は殿川先生の渋い後ろ姿で締めくくり♪]
2回の元寇により壱州人がほぼ全滅したのに対し、対州人は山奥に逃げ込んで難を逃れたという話からも対馬の山の険しさが伺えます。

深い山を切り分けたように走る道路。「ドライブしながら窓の景色を楽しむ」ということがほぼできない!ずっとずっと両側森林に覆われた道路。。。
陸上交通は不便で山越えするより船で市街地まで移動するそうです。
小茂田港
釣り好きのお父さんと殿川先生。いろんな船をみて「あれが欲しい。」やら「あれが一番具合良い。」やら楽しそうに話していました。そんな何気ない話も楽しい旅の一興です。
また、壱岐が長崎平戸藩の管轄で九州・本土との行き来が盛んだったのに対し、対馬藩は宗家というお殿様が統治しており距離的にもアジア大陸に近かったことから歴史や文化も壱岐とはかなり異なっているなぁと感じました。

石屋根。対馬で産出される板状の石を屋根を葺いた高床式の建物で、倉庫として使用されています。
今『サライ』に平山旅館出ています。
【壱岐の会】にお出でてくださった編集者の方が平山旅館に取材に来てくださいました。

本屋に通りかかった暁には立ち読みでもなんでん見てみてくださいまっせ!
島ホームシック人の晩飯
壱岐を出る前、お父さんが釣ったイッサキを〆てくれたよ。
今夜はそれを刺身とアラ煮にしました。処置が良いと一日経っても透明感と鮮度は変わらないよ。

左上の煮染めは、おばあちゃんが帰り際ギリギリに「akk^o^ちゃん、ちょっとお待ちなさい。これを。」とくれたもの。
ただのカンコロ(切り干し大根)の煮染めじゃん?
さにあらず!
これはakk^o^が大好きな、して究極に贅沢な壱岐の郷土料理であります。ウニを甘塩漬けをした時にでる汁。5%の塩をふるとだいたい20%ウニの重量が減ります。その大量のウニからほんの少ししかでない汁だけで煮付けたカンコロ。
それをakk^o^のために使ってくれたおばあちゃんの愛情に心温まり、また島が恋しくなるakk^o^なのでした。
冬のよく乾いた日に、瑞々しい大根を天日干ししたカンコロがウニの旨味と甘みを吸い取って、なんとも優しい海と里の風味を醸し出している。
p.s.東京帰って初の日本酒は。。。
愛知県の蓬莱泉 可(べし) !!
うまいぞ!!!
2007年05月27日 | コメント (2) | トラックバック (0)
壱岐での最後の日
磯に壱岐もの屋の仕事にとあっという間の40日間でした。
皆様に少しでも壱岐の心意気と息吹をお伝えすることができたでしょーか?

昨日はお父さんの昔からの行きつけのラーメン屋「来来軒」で昼飯。
東京に帰る時はいつもここでラーメンをお父さんとすするよ。
夜は壱岐もの屋の包丁を全部きれいに矯正&研ぎあげました。研ぎ方が悪いと包丁の先がコンドルの横顔みたいになり、まな板と刃が垂直にならなくなって切れも悪くなります。仕事の効率も悪くなるから。お金も物も持たないakk^o^の、おばちゃん達へのささやかなご恩返しです。
連日続いた送別会も昨夜が最後。
おばあちゃん、お父さん、周ちゃんとどれくらい沢山旨いものの話をしただろうか。食べ物の話は尽きることがなかったね。お酒もよく飲んだなぁ(笑)

極上のトロ。これを周ちゃんが握ってくれたよ!
今朝は郷ノ浦に魚の仕入れに同行しました。壱岐の鮮魚達ともしばしお別れ。どれくらい目利きになったろーか!
毎日周ちゃんと「どこでそんな『べっぴん』引っかけたと(どこで仕入れたんだのこと)!?昨日の俺んとより良かばい!」「お美しいお腹やのぉ〜」「べっぴんと当たる時はなんとも言えんね〜。」と怪しいナンパみまがう会話を楽しみつつたくさんの魚と触れたもんです。
これからまたせわしない東京生活が始まります。
壱岐の魚河岸「競り」に行く
今朝は5:30起きで、念願の勝本漁港の「競り」に行ってきました!
勝本漁港は実は長崎で一番の大きな漁協であり500隻あります。(昔は800あったそうな)この小さな島「壱岐」勝本港が意外だなぁ〜。

朝靄の中、水揚げされた魚や人々で活気づいているよ。
壱岐といえば「剣先イカ」!ずらり並んでいるよ!

大間に次ぐ本マグロの産地の壱岐!

今日の横綱は60kgだったよ。
さてさて。いよいよ競り開始。
今日はヒラメにアコ、ノウソウ、アラカブなどがいたよ。
今回は貴重な活けもんの競りを撮影してきました♪
何言っているかわからんね。。。(^、^;)
皆さん目的のものをちゃっちゃちゃっちゃと競っていき、あっという間に競りも終了。
なかなか新鮮で貴重な体験をしてきました♪
温泉絵図
風呂屋の絵といったら関東ではやはり富士山でしょうか。
ここ玄界灘の壱岐の島「平山旅館」の風呂絵は実に壱岐らしく、
壮大でロマンがあり私は大好きです。

大きな大きな鯨が半分雲なのが良いね!

だいたいがイラストチックな画風なのに、なぜか人魚だけが写実的で美しく描かれているよ。

そして古代人が銛を掲げているこの勇敢な姿もなんともロマンチックだし、壱岐の勇魚漁(鯨漁)の歴史も感じられて面白いよ。
毎日仕事終わって夜遅くに温泉に浸かり、この雄大な鯨を眺めることがなんとも宜しく、癒されます。
※平山旅館では5月に女風呂と男風呂の絵図を入れ替えています。
壱岐マグロと遊ぶ
今日と明日は女将が心血そそいだ「日本子守唄フォーラムin壱岐」開催日。

二日間で島外から350人ものお客様がお出でになるということで小さな島も少しにぎやかになったようです。
さてまて平山旅館でも当然満室で、夜は55人もの大宴会になるものでakk^o^も早くからお手伝いでてんやわんやだけれども、刺し場の三男坊:周の条は相変わらずマイペースでございます。
「akk^o^ちゃーん。見てよ、この俺の遊び相手を♪(^o^)みんな美しかろー?」
今日は大宴会ということもあって、真鯛、やず、アラ、イッサキ、鮃、水イカ(活きもん)、赤イカ(活きもん)、サザエがにぎわっているけれども、周の条の一番の遊び相手は13kgの壱岐マグロ!
「こいつと目が会っちゃったんだよね〜♪♪♪んふふっ♪
akk^o^、早く仕事やっつけてこれで遊ぼーや!」
55名分の刺盛り、イカの姿造りとてんやわんやが嵐のように過ぎ去り、さてまて刺し場:周の条のカウンター鮨の始まりでございます♪akk^o^が壱岐マグロの頭を解体して、好きなところを握っていただく。何ちゅー乙な遊びやろーかね!
頭の天井、ほほ肉(生、炙り塩)、カマ(生、炙り山葵)、目の周りの筋肉ネギトロ巻き。して鮮度が良いので血抜きした心臓と弁も刺身にして塩胡椒ごま油をちょろっとつけて柚子胡椒!
おっと、そうこうしている内にお父さんが「akk^o^、お客さんから「亀の尾」にごりの差し入ればな。」とタイミング良く日本酒が!
ん〜〜〜。
し・あ・わ・せ♪
p.s.カマは大きすぎたので残りは酒粕味噌漬けにしてみました♪
最後の磯
ついに今日で最後の磯でした。
あ、磯解禁はまだ続きますが、私の壱岐滞在期間中はもう口開けありません。
今年はよく磯潜りしました。
先導役のお父さんが再度風邪こじらせたり、雨風があっても島に出かけたもんだから、おばあちゃんにがられ(怒られ)たりしたけれども、
「『がられても磯』、『無理してでん磯』、『それでん磯』。これが磯たい!お前もがられたからってグチグチ言うなっち。」とお父さんに言われつつ(お父さんの体が心配だったんだってば!)、磯ものの製造に夜遅くまで悲鳴上げつつ、無事怪我をすることなく、磯を終えることができました☆
6月に東京の【壱岐の会】でこれらを皆さんに食べて頂けること、楽しみにしています♪
2007年05月19日 | コメント (1) | トラックバック (0)
不思議な書道教室

去年のこと。
社宅の近くに小さなプレハブ小屋があって、「○○書道教室」と美しい字で書かれた作品が窓に貼ってあって、壱岐にいる半年間習おうかなと思ったことがあったよ。隣のマッサージ屋のおじさんに尋ねてみると、
マッサージさん「まー、あまりお薦めできんばいね〜。昔は学校の先生やってらしたばってんが、何分高齢で耳が遠くていらっしゃる。」とのこと。
Akk^o^「耳が遠いだけなら・・・」
マッサージさん「いやー、しかも最近手がきかんで痙攣してると聞いてるけん。」
Akk^o^「え・・・。それじゃ商売にならないんじゃ!?」
マッサージさん「そ、だからお薦めでけんたい!」と笑い話していたよ。
そして今年。
プレハブ小屋には教室の張り紙も美しい作品の数々もはがされ無くなっていたよ。
そして今日。
喪服を着た若い二人がプレハブ小屋の荷物を運び出していた。
亡くならっしゃったとね。
今日みたいに天気が良い日に、窓が開いているところを覗くと、腰が曲がったおばあさんが「へー?何ちー?」と生徒さんに大きい声で聞き返していたその姿を思い出す。
「あっこーちゃん。」
かわいい声にふと我に返る。
2才になった若女将のお嬢月ちゃんが三輪車に乗ってこちらに向かってくるよ。会うたびに可愛く元気に成長している子供達もいるね。
ここは玄界灘「壱岐」の島。
生きと逝きが静かに往来している島。
おばあさん先生のご冥福をお祈りいたします。。。
(写真:苺ジュース。甘酸っぱさが何とも青春の味です。。。磯潜りでぐったりした体に活力を与えてくれます☆)
生姜の君
平山旅館併設のネットショップ「壱岐もの屋」では毎朝の仕入れたものをその日のうちに梱包してお客様に発送しています。
そのお買い物係の男性が、どういうわけか、頼みもしない生姜を毎日買ってくるよ。最初は「まぁ間違いでしょ、よかよか。」なんて言っていたのだけれど、それが気がつけば積もりに積もって業務用冷蔵庫の大半を占めるまでになった時にゃーたまげまして、「○○さん!いつも生姜は要らんち言うてるでしょー!!」と怒るも、とぼけたもんでまた翌日「生姜はどうしますかねー?」なんて電話が厨房にかかってきよらす。
「こりゃ、ついにボケたと違うやろかー?」
「でもまだ40才にもなっとらんめ?」
「生姜はいつも同じ人の名前ばな!(農協商品は生産者の名前が記載されており、店には顔写真も掲載されて安心安全を心がけています)」
「○○さんも男やもめ、生姜農家に良か人(思いを寄せている人)おらっしゃって、毎日買いよらすっちゃろ!」
厨房ではそんな話で盛り上がったよ。今度アグリ(農協の店)行ったらその「生姜の君」の顔写真チェックばな!
そんなこんなで「壱岐もの屋」にて生姜の新商品の開発を余儀なくされるakk^o^なのでした。
「かじめ」を巻くよ。
今時期は海草「カジメ」が美味です。
ワカメに似ていますが、ヒダにブツブツがあり歯ごたえがあり、熱が加わると粘度がでてきます。
生をトントン細かく刻んで味噌汁に入れ、トロトロ粘りが出てきたところをかっこむ。これが旬の味であり、壱岐の故郷の味です。
磯で採ってきた「カジメ」を壱岐ではグル@グル@巻いて保存をするのです。
表面が乾くまで天日干しして、キッチリギュギュっと巻いて行きます。

すり鉢棒くらいの大きさかな。

して冷凍保存。あとは使いたい分だけ、切り刻んでいきます。
これで年中カジメの健康的なネバネバと玄界灘の味を楽しめるのです。先人の知恵。
保存食は侮れません。
2007年05月15日 | コメント (2) | トラックバック (0)
魚頭を上手に洗う
スーパーなどで魚のアラがけっこうお買い得だったりしてそれを焼いたり煮付けたりすると良いですよね♪
魚頭は美味だけど、扱いがデリケートですぐ臭って傷むったい。
でも!
きちんと処置をして冷凍しておくと意外に保つものですよん!
まず表側。
丁寧に鱗とってくださいね♪

この赤丸印の所も鱗が残っていたりします。念入りに!
して裏側。
魚屋さんのもの、けっこう雑に洗ってあるから要注意ですよ〜。

@大事なのは目の斜め上の「脳みそ」部分!指やブラシで丁寧に取り除きましょう。
Aして口内をタワシでよく洗う。お魚さんは生まれてこの方歯ブラシをしたこと無いので結構不潔です!(笑)
B頭の付け根は、タワシでガジガジ内臓やエラや血合いを取り除いてください。こまい鱗落としがあればBEST。なかなかとれないのでね。

これぐらいきれいになれたら良いですね♪
ちなみに目の下の筋肉!
ここが最高に旨かっつよ!!
水気を取り除いてラップして冷凍したら1ヶ月は保つでしょうか♪
美味しい頭のアラ煮でん、焼きもんでん、召し上がれ☆
ウナギ罠の掃除に行ったよ。
昼過ぎからお父さんとウナギの仕掛け筒の掃除に行ってきました。
去年たくさんのウナギを東京に送っていただきましたが、シーズン到来前の今、一度仕掛け筒の中の泥を落としきれいにしておく必要があります。

湯ノ本湾のとある入江に船を走らせます。

おっと、見えてきました。目印の浮きです♪

ウナギの仕掛けは、細長い筒を1〜3本を一組にして縄でくくり、それを何個も何メートルもつなぎ底に沈めて置きます。ウナギの個性に合わせて太い筒や短い筒、いろいろ工夫している模様。ウナギの寝ぐらを作るわけです。
これを放りこんでおいて、ウナギがかかってそうな日に筒を一組一組引き上げてひっくり返して網で待ちかまえるのです。古典的な漁法だよね。

「お父さん、誰からこんな方法教わったとで?」と聞くと、「四国かなんかでこういう方法でやってるとテレビで見たけん作ったつよ。」とのこと。テレビでみたからってすぐ仕掛け作ってやっちゃうお父さんがすごいよね!(笑)
「今年もakk^o^にウナギ送ってやらにゃいかんけんねー。
だけん今のうち掃除しとかにゃね。」とお父さん。
ウナギ君、今年もよろしく頼んます!! \(^0^)/
2007年05月13日 | コメント (3) | トラックバック (0)
周ちゃんの蕎麦
今日は日曜で壱岐もの屋はお休み。
そんなわけで朝から郷ノ浦の「八日市」に行ってご機嫌だったのに、帰って早々鯛の山!合計45kgはあるばな。
うげー。
日曜は鯛いれるなよなー!(T□T)
「島茶漬け」が大人気で仕方がないし、天然真鯛の良いのが上がると自動的に魚屋から届くことになっているのだけれど、お休みの日は辞めてほしいね。
そんなわけでいじけてやっていると、気まぐれ三男坊周ちゃんが「今から蕎麦打つけど石臼機やってる間akk^o^ちゃん可哀想やけん、ちょい手伝うてやる。」とまぁ、すいすい鯛をすいてくれたよ。
ついでに蕎麦打ち見学。
akk^o^は周ちゃんの打つ蕎麦が大好きばな。
凝り性な周ちゃんは毎年全国のめぼしい処からそば粉をサンプルで仕入れるよ。して良かった処のものを取り寄せます。
薄緑灰色の、さわやかな艶玉。

これを丹念に、しかしスピーディにのばしていくよ。

均等にザクザク切って、親指と人差し指で軽く一人前をつかみサッと打ち粉を落とし、プサッと蕎麦をならして蕎麦箱に入れていくよ。
少し余ったからとakk^o^にも蕎麦の出前をしてくれたよ。
まず新緑を思わせる見た目の美しさに心打たれるよ。
最初は汁はやらず蕎麦だけをいただきます。「挽きたて打ち立て茹でたて」ならではの新鮮な蕎麦の香りを鼻腔で味わいつつ喉に入れていくよ。次は汁を尻にちょこっとつけてねズルズルっと。今日は違ったけれど、父さんが捕ってきた鴨の出汁での鴨南蛮は更に最高。
あー、やっぱり死ぬ前に食べたい料理は「蕎麦」だよね。
10人前は行きたいばな。
2007年05月13日 | コメント (6) | トラックバック (0)
苺ジャム、苺ジュースの素、苺酒
今日は去年もお世話になった初山の無農薬苺農家さんのところへ苺狩りに行きました。40kgは採ったでしょうか。
これを今年は苺ジャム、苺ジュースの素、苺酒にしまっす。
苺は極めてデリケートで、水に弱わくスピード勝負です。
水に湿ったままや、手でいじったりすると火傷のケロイド状態にあっという間になって使いものにならなくなってしまいます。
撫でるように、しかし素早く水洗いして水気を取ることが大事です!
「苺ジュース」は若女将サッチンのお母さんがよく作ってくれていた昔ながらの懐かしいものです。苺をクエン酸と水で発酵させ砂糖と合わせます。美しいレッドアイの彩りとすっきりとした甘さが何とも郷愁をそそります。
対馬から帰ってきました☆
ただ今壱岐に戻ってきました!!
対馬の自然や文化や食の歴史を思い切り体験してきましたよ!
近々写真付きでレポートいたします♪

深い山を切り分けたように走る道路。
対馬はホント、山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村山山山山漁村の繰り返し。しかも深い山が多くて、山越えしないと次の漁村にたどり着けない、ハードな島でした・・・!
平戸藩(長崎)管轄の壱岐と違い、宗家お殿様が統治する対馬藩。
国境の島。
壱岐や本州と全く違った独特の文化が今でも流れているなぁと感じました。
出航前
午前2時の出港フェリーと聞いた日にゃぁ、早々仕事引き上げ仮眠と思う都会っこakk^o^でございますが、そうは問屋が卸さない。
お父さん「今日良いイッサキ釣ってきたけん!殿川先生よんでイサキ鮨で前夜祭やるけん。akk^o^なんか作れ!」とのこと。
そんなことで、鯛のアラと壱州豆腐甘辛煮、イカゴ酢味噌、イサキ・ヒラメ・鯵の鮨、豆腐の木の芽味噌田楽、周ちゃん蕎麦と宴会が始まってしまったよ。仮眠はどこへ???
その合間、おばあちゃんと朝のお弁当作り。(フェリーは朝6時前に対馬に着いて移動可)
おばあちゃん、鼻歌うたいながらおにぎり握ってる。いつも旅行は好きじゃないそうだけれど、今回の対馬旅行は楽しみにしてくれてるそうだよ。
良い旅になりますよーに!!
ではでは!!
対馬へ
突然ですが、今日(明日)の夜中2時便のフェリーで対馬に行ってきます♪
ひょんなことから殿川先生とお父さんとおばあちゃんと上対馬にある「ヒトツバタゴ」を見に行こうというこということになりまして。
対馬の郷土料理も体験できるなんて嬉しい!
「ろくべえ」や昔ながらの「対馬そば」も必須だよね!
お土産はもちろん「かすまき」ばな。
おばあちゃん孝行してきます☆
烏骨鶏とフカヒレと松阪牛
平山旅館で飼っている烏骨鶏をお父さんがしめるそうだよ。
昨日は近所から大型のサメの背びれ部分ももらったよ。「自分ではどーもされんけん。」ということで。お父さんに処置してもらってフカヒレ用に天日干し中♪50cm以上あるけん、かなりとれるね!

そんなわけで烏骨鶏とフカヒレスープかサムゲタン試作しないと!
さらに若女将サッチンの旦那さんの仕事の関係で松阪牛卸屋さんのメニュー開発の依頼もきているよ。
商品は「松阪牛カレー」で、若い男性向け、どこからすくっても「松阪牛ゴッテリ!!」入っている肉肉しいもの。そんなわけで通常の2倍の分量の肉を投入することに。
磯がない時はそんなこんなで忙しいakk^o^です。
2007年05月08日 | コメント (5) | トラックバック (0)
再会!!
去年お世話になった「壱岐もの屋」の丸谷おばちゃん。
旦那様が膵臓癌ということがわかり、看病のため退職と涙のお別れをしたのが去年の一月。
http://www.shimagurashi.com/2006/01/post_60.html
http://www.shimagurashi.com/2006/01/post_61.html
http://www.shimagurashi.com/2006/01/post_62.html
今回akk^o^が壱岐に来てみると、丸谷おじちゃんは既に亡くなっていた。
丸谷おばちゃんは今喪に服しているという。
平山旅館のネットショップ「壱岐もの屋」は事務所&厨房拡張により人員不足、ついに丸谷おばちゃんに復帰をお願いすることになったよ。
今日挨拶にお出でになたよ!5/10より正式復帰!
少しの間だけれど、また一緒にお仕事ができるね!
イルカと釣り
本日、壱岐湯ノ本、晴天。気温26度。南西の微風。
皆様。この湾内の海面から、沖は何メートルの波になるかわかりますか???

沖に出ると1m〜1.5m。
まぁまぁなナギ!風もないし波もないし、潮の流れも速くないし、絶好の釣り日和たい!!
と張り切ったはいいものの・・・・。
今日はイルカの大群に見舞われる。
船の周りを囲むように100匹近いイルカがあっちゃこっちゃ出没。
船に競争を挑んで泳ぐイルカや、二匹でリンクして泳ぐイルカ、10匹そろって飛び跳ねるイルカ達と、見ていると壮観だよ。水族館のイルカショーとはスケールが違います。
といいつつ、実はイルカを見てて楽しいのは観光の話でして、釣り人達にとっては困った存在であります。
ピタッとも竿が動かなくなるのです。
イルカが魚を追いかけ回すので海中も忙しなくなるのでしょか。海底40mのヒラメには関係ないんじゃ?と思うのですが、ヒラメもてんでなりを潜めるもよう。
結局2,3ポイントを変えてみたものの、イルカからは逃れられず無駄あがきはせず帰路につく船でありました。
美味しい干物の作り方
手前味噌ですが、【壱岐の会】プレゼント用に作った鰺の干物、マジで旨かっつ!こんなもの食べてると都会で売ってる干物、ありゃなんねー?といいたくなります。
量産性を求められるスーパーや百貨店の干物は○○産と銘打ってはいるものの、ほとんどが素材は地物では追いつかず、輸入物をそこで製造し○○産となっていたりします。
今回、干物の鰺はお父さんのお友達で鰺釣り好きの殿川先生からいただきました。活けもんをあげてすぐ〆ます。バタバタ暴れる前に〆る。これ重要。してすぐエラを取り血を流がす。そして一晩冷蔵庫におきます。生食は別として干物は一晩おいた方が美味です。
翌朝背中から包丁を入れ開きにします。内臓は大方取り除き(水洗いしない)、塩をまぶして20分。それから水洗いで丹念に血や血合いをタワシで取り除きます。
よく水気を拭き取り、玄界灘の風を受けて天日干しを。晴れた日なら一日でOK。
これで、干物が出来上がりました♪
本当に干物??というくらいフワッとした旨味のある干物が出来上がります。これをまたすぐ真空冷凍すると1ヶ月くらいは美味しい鯵を楽しめます☆
2007年05月06日 | コメント (1) | トラックバック (0)
自然時間
壱岐のお父さんは時間、いや時計という概念がない。
磯時期、akk^o^はいつも準備万端、待ちぼうけをくらうよ。
電話してakk^o^「お父さん。今日磯は。。。」
お父さん「おー、14時満潮だそうやけん、13:30集合。」
Akk ̄o ̄
「あのー、もう14時になりよります。13:30ゆうに過ぎてますけど!」
お父さん
「おぅ、そうで?潮加減みると今行けばちょうど満潮までに着くばい。」
いつもこんな調子!
都会でいう「何時何分何十秒」はどうでん良い模様。「何時何分何十秒」を日々都会で暮らしているakk^o^はいつもたまげるよ。
毎朝早朝、高台から玄界灘を見下ろし、海を眺めるのが日課なお父さん。
お父さんは玄界灘の海と風と共に生きている。
順調に太っています。。。
皆様ご無沙汰しております。
GWいかがお過ごしでしょうか。
こちら玄界灘の壱岐の島「平山旅館」。
当然かき入れ時であり満員御礼。早朝の釣りに磯潜りに旅館の手伝い、その後磯もの製造、お父さんと晩酌と息つく島もありません。
じゃー痩せろーもん?と思いきや、なかなかそうはいきまっせん!
夕刻、旅館にて。刺し場の三男坊周ちゃんのアシスタントをしているのですが、「akk^o^ちゃん、これ(例えば今日は石鯛と鮃)良かろー!この脂の透明感!ヒラメの絹のような舌さわり!最高たい!今日のお客さんは運がいい!akk^o^ちゃんも食べちみー!寿司にもしちやる!」と次から次へとakk^o^のお口の中に。
周りでせわしなく働いている仲居さん達に申し訳なくて遠慮していると「そん言うたら勉強にならんたい!料理人は最高に旨いもの食べるのが良かっつ!俺の毎日の日課はakk^o^ちゃんに美味しい!って言ってもらうことたい。」なんて食い意地akk^o^の本性を見抜いてホイホイ味見をちらつかせるよ。
そのくせ肥えたとからかうのでいじけて食べないでいると、「こん最高の石鯛、今食べんやったら一生やられんよ。」などど、意地悪をいうよ。
そんなこんなで、すっかりプクプクなakk^o^です。。。
東京に戻って【壱岐の会】で太ったakk^o^を皆様にお見せするのは恥ずかしいなぁー!
2007年05月05日 | コメント (4) | トラックバック (0)
「炙って噛もう」という魚
【あぶってかもう】

面白い名前の魚でしょ?(^o^)
この魚、福岡ではそう呼ばれ、これがなくては酒が始まらないと言うほど愛されている魚だそうです。壱岐では「ボタツ」または「ぼたっちょ」と言ったりします。
全長10cmくらいの魚で、鱗も落とさず内臓も取らずに少しきつめに塩をふって焼きます。
三角定規の島
実のところ、昨日からまた磯解禁となっていてお父さんと島磯行ってきました。
旧暦14の潮ということもあり、潮が引かずでしたが・・・。
今回の島は三角定規を三つ並べたような島です。

浸食されたたくさんの隙間や亀裂や穴があり、そういったところにいる穴ウニは身が多く詰まっていると言われています。
海中なので写真を撮ることができないのは残念ですが、ウニ好きなら卒倒しそうなほど所狭しとウニが住んでいてakk^o^を呼んでいます。。。♪
んが、ここでホイホイ捕るのは素人!
そこの場所のものが身が詰まったウニか3,4割って確かめてから採取にはいります。でないと、身が全然入っていないウニばかり捕って、あとの製造で泣きをみるからです。1つの島でもいろんな環境があって(藻が多い岩場とか巨岩の穴ウニかとか)、一番身の入った場所を見つけられるかがプロとアマの違いでございます。
昨日はお父さんは海に浸からずにakk^o^の半分の数しかとっていなくても、ウニ重量と大きさはakk^o^の3倍はありました。
いやはや、まだまだ磯初心者なakk^o^でございます。

