島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおうと活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

【第15回壱岐サロン】無事終了☆

お天気が心配だった今回の壱岐サロン。
壱岐から無事荷物が届き、つつがなく会を終えることができました。

お客様から「今まで産地直送だの有機だのグルメだのとたくさん食べてきたけれども、生産者や島の心意気まで味わいながら食べられたのはこの会が初めてでした。」と嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

同じ野菜でも産地によって個性が出るものです。どこにでもあるキャベツでん、鯛でんイカでん、皆さんが普段食べていらっしゃるものと壱岐で育ったものとだいぶ個性が違っていたかと思います。

そこに、お父さんや女将さんや壱岐の皆さんの愛情までたっぷりお皿に盛り込んで、島ごと味わって頂きたいという想いでおります。

風土と心意気をも伝える。それが、郷土料理。かなと。

今回の使った壱岐の食材や郷土料理についての詳しい説明はココをクリックしてね♪


【第15回 壱岐サロン】
〜海の弾丸ヒラス!その旬を味わう!〜

CIMG8779.jpg7kgのヒラスでした


●食前酒 :梅酒 
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玄海酒造「壱岐35度」にて2年前につけた梅酒。


●先 付 :
お祖母ちゃんのツワブキ佃煮
天然真鯛真子煮
盛春のおよごし

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ツワブキは比較的どこにでもあり容易に採取できる山菜です。
んが、行きは良い良い、帰りが・・・
下処置がこの上なく手間な山菜です。
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これがツワ。フキと違いツルツルしています。

『ツワブキの下処理』
@新芽の産毛を軍手で一本ずつこすって取っていく。←これが超難儀
A2日ほど干す。
B3日目にして、3cmくらいに切ってまた1日天日干し。
C米研ぎの要領で塩もみし丹念に水洗いし、最終的に産毛を取る。
D甘辛くじっくり煮付ける。(コレも約半日)

草はタダ。でもけっこうな手間。で魔法の一品に変わる。
これが郷土料理。

壱岐の天然岩海苔
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こまい海苔自体の厚みが割とあるので、炙り加減が難しいかもです。


●前 菜 :
生もずく

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女将さんが磯に行って採れたてのもずくを生で送ってくださいました。これを塩きつめにきかせた熱湯でサッと茹で冷やしてお出ししました。
一般に食べられているものは塩漬けしたものを水で戻しているもずくです。歯ごたえや磯の風味がだいぶ違いましたよね〜!


亀の手ボイルと黒口(黒い貝の方) 
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黒口は昔壱岐には存在しなかったそうですが、江戸末期外国から船が来るようになってからあっという間に繁殖した外来種だそうです。船の底や岩場に亀の手と混じって生息しています。


天然真鯛白子焼き
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昆布出汁と酒でサッと湯通しして冷やしたものをオーブンで焼きました。魚の肝の苦手なアシスタントのラブちゃんが「ちっとも生臭くない!」と感激していました。皆さんいかがでしたか?


春のグラタン(筍、地鶏、新ジャガ、新玉葱)
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ミナ貝と蕗と筍と厚揚げ煮
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ミナとは壱岐の呼び名で、磯に生息する全長3cm位の巻貝のことです。岩場を歩くと、人影に気付いたミナ達はカチャカチャと音をたてながら海中へと落ちて身を隠します。このささやかな足音を聞くと、小さくても生きている、命の大きさを感じてグッときます。
mina15.jpg←これ
この小さなミナですが、力強い旨みがでてくるのです!


●向  付 : ヒラス、真鯛、クロ、イカ、壱岐ワカメ
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水イカ(4/8)、赤イカ(4/9)でした☆

●メ イ ン : ヒラスの豆乳しゃぶしゃぶ+島の春野菜+壱州豆腐
hirasyabu.jpgヒラスは2mmの薄切りにして、

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軽く2,3回豆乳スープでしゃぶしゃぶしてポン酢で召し上がって頂きます。

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鍋野菜は、芹、春菊、ノビル、春キャベツ、菜の花、椎茸、壱州豆腐!

●お食事 : 筍御飯と女将の漬け物
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●デザート : 女将の蜂蜜onヨーグルト
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女将さんの蜂蜜はいかがでしたか???!

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さてまて、これらの壱岐料理と合わせてこちらで用意したお酒は・・・

壱岐焼酎協業組合さんの「壱岐っ娘」、「なでしこ」、「太祖」。
いつもご協賛ありがとうございます!!

今回女性の方が多くおいででしたので花酵母の「なでしこ」がオススメでした☆
東京農業短期大学醸造学科の研究によって野生のなでじこの花酵母を使用。春らしくふんわり丸みのある味わいですよ!

日本酒は「萩の鶴」(宮城)。会の始めの方で、刺身と一緒にキリリと舌を引き締めていただこうと冷やで。
4/8にはまた吾妻橋の酒屋「ニシザワ」西澤社長直々に壱岐料理に合う日本酒をご案内して頂きましたよ!
「ひこ孫大吟醸」、「扶桑鶴 純米吟醸 袋吊り」をお燗で。「雨の日は燗つけが難しいんですよ。」と心配されていらっしゃいましたが、なんのなんの!お客様と日本酒談義に花を咲かせておいででしたね!
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酒の保管状態からお天気まで考えて燗の調整をされるなんて、なみなみならぬお気遣い。。。西澤社長の日本酒に対する深い愛情を感じます!

またお客様から貴重なお酒をいただきサロンを盛り上げていただきましたよ!!
「五峰の天然野ゆず酒」 、「純米吟醸 彩(あざやか)」5BY!、「無濾過純米 開運 生酒」 15BY、「冨久長」、「鏡山」川越の地酒だそうで昨年2月に蔵元復活した貴重なお酒だそうです!

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フォトアルバム作ってみました。
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1210275&un=6833&m=2&s=0
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今回は女将さんが春の畑仕事や磯で忙しく東京にいらっしゃれないこと、とても心配してらっしゃいました。
いつも荷物が届いた時、素材の確認で壱岐のお父さんに電話していますが、女将さんも「ちゃんとお客様とお話できたの?大丈夫だったの?」とあれこれお電話。壱岐島で遠く離れていても東京まで気持ちを回して下さる温かいお二人に感謝です!

ところで、私もいよいよ壱岐に「磯解禁」のため(漁協の許可を得て海に入り磯ものを指定された日時に採って良い習わしです。)、島に帰って平山家の一員として磯をしてきます。
ウニが、トコブシが、サザエが、ひょっとしたらアワビも、私を待っています♪♪♪
そんなわけで、次回の壱岐サロンはその海産物を加工したものをたんとご紹介しますね!!六月末開催予定でございます!お楽しみに!!


日時: 2008年04月11日 00:06

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