島ぐらし郷土料理紀行

長崎の離島「壱岐」に郷土料理修行してきました。今は東京と島を行ったり来たりしつつ、東京の人に郷土料理を通して壱岐を知ってもらおうと活動中。 職人堅気な渋い親父さん、チャキチャキの女将さん、東京から島に嫁いだ若女将と、東京っ娘akk^o^の活き物語りです。毎日いろんな旨い物や人々との出会いと発見があります。

グルメお取寄せ - 壱岐もの屋

焼きそばで喧嘩

いえなに、ちょっとした痴話喧嘩ですばな。

実は私、無類の麺病でございまして、東京に居る時は二日に1度は麺を食べている人間なのです。麺好きとか麺中毒というより麺病でして。

壱岐島に来て1ヶ月過ぎ、毎日新鮮な刺身だの、天然鴨だの国産牛モツだのあらゆるご馳走を毎晩頂いている私ですが、麺を食べる機会が今までで一度だけ。。。


「akk^o^ちゃん、今日のお昼は旅館で食べる?焼きそばだけどねっ」と女中頭の早苗さん。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いつもは壱岐もの屋の丸谷おばちゃんに養っていただいているakk^o^ですので、旅館からお声がけ頂いてもお断りしているのですが、焼きそばとあっちゃー、そうは言ってらんめ?

「はい!!!いただきまっす!!!」

私の威勢の良い返事にコロコロ笑う早苗さん。

っと、そこにお父さん登場。
「おい、今から磯行くぞ。すぐ!」

え。。。
今日ちょっと波あったし、磯処理もあるし。。。
とはいえ、お父さんの一言には逆らえず。

「早苗さん、晩ご飯に・・・!晩ご飯用に一食とっておいてくれんめー?必ず、必ずや焼きそばを迎えにいきますので!!」
後ろ髪引かれつつ磯へ。今日はトコブシをいくつかとウニも細かいけれども身入りの良いものを採ったので、丸谷おばちゃんと壱岐もの屋で21時過ぎまで腹ぺこで磯処理。

これが終わったら。。。
焼きそばだもね。。。
ビールと焼きそば。。。
だからさ、頑張らんとね。
これやって、焼きそば迎えにいかにゃね。


ガララ。
戸が開きお父さん登場。

「おぅ、景気づけのビール持ってきたけん!」

ん?
手に持っているのはビールと私の焼きそばの皿?

「丸谷おばちゃんには、はい。焼きそば持って帰って晩ご飯にどーぞ!」

(`□´)!!!

ウニで汚れた手も拭きとらずお父さんに詰め寄り
akk`□´「ちょ、ちょっと待って下さいお父さん。それは我がもんですたい!」

父   「? お前には従食でチキン揚げちょるけん良かろ。」

akk>o< 「いや、そういうことじゃなかっつ。私の昼飯でしてね・・・・。それは普通の焼きそばじゃなかっつ・・・・・・。」

父   「なんない!ただの3食入りのスーパーもんたい。ケチするな!」

akkToT「ケチ!!!(`□´)私がケチ!!?いやそうじゃない!ケチでなくて・・・・・・・・・・・・・。」

隣にいつも昼飯を食べさせてくれている丸谷おばちゃんが居るのに、どうしてこれ以上ダダこねられよう。しかもケチ呼ばわりですばな!

心で涙を流しつつ、笑顔で焼きそばを包み、丸谷おばちゃんを送り出したakk´▽`。。。

誰が悪いちゃ言わないけれど、それからすっかりはぶてることに。後々早苗さんから事情を聞いたお父さんが大笑いして「普段なんも言わんとに、急に形相変えて向かってきよったからおかしいと思った。」

それで、今夜の従食はスパゲティーミートソース。
早苗さんがタップリ盛りつけてくれたよ。
静かににんまりして食べているakkoを見て、またお父さんと早苗さんが大笑い。

恥ずかしい話ですばな。


日時: 2008年05月22日 23:46

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