寂しいキリンの園
東京に戻ってきました。
「また一時東京の人になります。」そう挨拶して壱岐を出てきました。
羽田空港からバスで横浜ベイブリッジを通る時、いつも壱岐の島が恋しく悲しくなります。
船からコンテナを上げ下げする巨大な鉄塔が何棟も並んでいるのですが、私の目にはキリンの動物園に映るからです。

工場が建ち並ぶここは、晴れていてもいつも空気がどよんでいて、柵の向こうに並ぶその無言のキリン達がなんとも寒く寂しく映るんです。首を下げていたり、みんなでこっちを向いていたり、何か言いたそうにしているよ。
感傷的になっている自分の心の風景だね。
木でできたギシギシ鳴る古い桟橋に小さな網小屋が並ぶ壱岐の港をいつも思い起こすよ。なんという異世界なのだろうかと。

<瀬戸の桟橋>
日時: 2008年06月09日 10:02
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