今日は

壱岐の無人島<辰の島>
壱岐サロンに時々おいでくださるピアニストのMEGさんがただ今壱岐に渡島中です。
九州は田河(?)の方でコンサートがあるそうで、そのついでに寄ってくださるそうです。
東京の方が、壱岐の会を知って壱岐にお出でてくださるのはこの上なく嬉しいことです。
そんなことで数日前から壱岐の天気が気になったり(是非無人島「辰の島」行って欲しいな〜。木曜だし700年の伝統をもつ壱岐神楽も見学して欲しいな〜)、お父さんや女将さんや板長の三男坊周ちゃんに宜しくのお電話したりと、東京でモヤモヤしています。
MEGさんはとっっっても美人だから、お父さんも鼻の下伸ばしておもてなししてくれるかしら。
くひひ。。。
っと、お父さんいつものワイルド系でなくオシャレな服着ておいてね!とかやかましいことお願いしたりして。
夏のお父さんはいつもランニングシャツで、私の送別会の時もやはりランニングシャツだったよ。
「送別会の時くらいオシャレしてよねー。写真撮るのにぃ!」って思ったら、実は新しいシャツを卸して着ていたのでした。見た目は同じだけど、お父さんなりに気を遣ってくれたのねって笑ったことがあったよ。
まぁまぁ。それはともかく。
MEGさんが楽しんで帰ってきてくださるか、そわそわakkoです。
【壱岐レポG】釣りの天敵
最後の日の朝はカマス釣りに行ったよ。
それにしても。
今回は滞在中ずっと晴天。
いつも飽きることなく海と島と空を眺めていたよ。
まぁ、とにかく、この日はよく釣れました。
カマス釣りは鯵釣りと基本的に似ているよ。
細い針が連なる糸が付いた鉛を海底まで沈ませ、ユラリユラリと
竿を上下に揺らす。エサなし。
ポイントはピチピチ竿が踊ったらサッサと竿を上げること。
そうしないと細いカマスが糸に絡まって身が傷んでしまうから。
「カマスの歯は鋭いけん、時々鉛も引きちぎると。」と
お父さんが言う矢先、akk^o^の竿が急に軽くなる。
うえーん、やられたばい。
お父さんに鉛を付け替えてもらって、再度竿を海底に。
って!!
今度は鉛どころか鉛も針も丸ごとなられたばい!
いっくらなんでも、あげん細いカマスちゃんが一匹でそこまで馬力あるのか???
と三度目の正直で竿を海に投げ込んだらまたしてもばな!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
もう針も鉛もなくなった。
そんなわけでお父さんの竿を借りることに。
(お父さんはビシマに切り替え)
して、正体がわかったぞー。
こいつ!!↓↓↓

【シロサバフグ】フグ目フグ科サバフグ属
確かに模様が鯖ににているなぁ〜。ツルツル光沢あり。
無毒でキモも食べられるんだって! o(^-^)oオッホゥ♪
体長20cmそこらでよく釣り糸を引きちぎれるものだね。
捕まえたらブクゥー!と膨らんでハリセンボンみたいにトゲトゲ風になってました。
ちなみにこのフグとよく似たカナフグやドクサバフグは猛毒なので要注意ですたい。

朝1時間半ばかしでこれくらい。
釣りたてカマスを朝食で刺身に。
荒く刻んだ新生姜と小口ネギと合わせる。
プリップリのカマス。
サイコー!\(^▽^)/
壱岐にテレビ電話
いやー、テレビ電話なんて小さい頃は非現実的なものだと思って「ドラえもん」を見ていたけれど、今や携帯でもTV電話できる時代になりましたね。「どこでもドア」も夢じゃなくなるのかな。皆さんはドラえもんの道具の中で何が一番欲しいですか?
昨日壱岐のお父さんとおばあちゃんを驚かせようと内緒で携帯テレビ電話をしてみました。つい先日おばあちゃんがお見舞いに足繁く通っていたご親戚の方が亡くなったと聞いたので、おばあちゃんを元気づけたくて。
といってもお父さんの携帯は機種が古くてできないから、次男坊卓ちゃんの携帯にかけてお父さんに代わってもらいました。
お父さんたら受け取った携帯耳に当てちゃって!(^□^)
「違う、違う、akk^o^はここよー!」って言ったら「なんちや!!?」って驚くのなんのって!
久々に見たお父さんは相変わらずで元気そうだったしモジャモジャ癖毛でした☆いつもの通りランニングシャツ!
なのに、慌てて画面から姿を消して、キリリとした仕事着:作務衣を羽織って再登場してきたよ(^□^)あははっ。今更akk^o^の前で格好つけても仕方ないのにね〜。
おばあちゃんもお体元気そうでした。
「ほんにまぁ、文明の力とはえらいことねぇ〜。」
そうだよね。おばあちゃんが旅館をやっていた頃は冷蔵庫もなかったのだもの。遙か彼方東京のakk^o^がおばあちゃんに手を振りながらお話できるなんて、キツネにつままれたような話たい。
まだ少し声の届きがワンテンポ遅いのと、画像が静止画の連動っぽさが残るTV電話ですが、ホットな嬉しい感動は充分伝わるものだねぇ。
温泉絵図
風呂屋の絵といったら関東ではやはり富士山でしょうか。
ここ玄界灘の壱岐の島「平山旅館」の風呂絵は実に壱岐らしく、
壮大でロマンがあり私は大好きです。

大きな大きな鯨が半分雲なのが良いね!

だいたいがイラストチックな画風なのに、なぜか人魚だけが写実的で美しく描かれているよ。

そして古代人が銛を掲げているこの勇敢な姿もなんともロマンチックだし、壱岐の勇魚漁(鯨漁)の歴史も感じられて面白いよ。
毎日仕事終わって夜遅くに温泉に浸かり、この雄大な鯨を眺めることがなんとも宜しく、癒されます。
※平山旅館では5月に女風呂と男風呂の絵図を入れ替えています。
男湯より
ここは玄界灘の壱岐の島。
ここは湯ノ本温泉「平山旅館」。
今夜は隠れ部屋『からへいの間』にてお父さんの捕ってきた鴨を炭火焼き鳥での談義でございます。。。

さてまて、男性の方なら誰でも一度は体験したい「女風呂のぞき」。
そのようなハプニングは温泉旅館にはぼちぼちあるようでございまして、今夜はのぞき見ハプニング話で盛り上がりました。
だいたい年に一回くらい、お客様のいたずらで女湯と男湯の暖簾を掛け替える人がいるようです。して素知らぬふりして間違えたふりして脱衣所に入る。
またある時は真面目そうな方が酔っぱらって気が抜けたのでしょうか、男風呂から敷居を乗り越え、女風呂の奥にある露天風呂にじっと潜って女性が来るのを待ちかまえてを繰り返す方がいて、後日奥様ともどもお詫びと機密願いにやってきた方いたり様々でございます。
欲求のあまり、知恵はつくものでございまして、これは他の旅館での話ですが、団体旅行で男性陣皆が壁をよじ登ってスタンバイし、「大変だ!男風呂で人が倒れたぞ!!」と嘘の騒ぎ立てをし、その声にびっくりした女性陣が立ち上がった瞬間を皆でのぞき見して笑ったりと、まぁまぁ感心することだよ。
こっけいなのは、海の岩場に面した露天風呂で、女風呂をのぞいていた男の人が女の人と目が合い、ごまかそうと慌てて裸のままウナギ釣りの真似ごとをしていた話だよ。
いやはや、旅館には色々な面白いことがあるものです。
女将、アンテナを立てる
ソフトバンク同士は1:00〜21:00まで通話料が無料のコマーシャルが流れているね。
akk^o^はソフトバンク、壱岐の平山家はドコモ。
けっこう電話のやり取りが頻繁なので、携帯代も半端じゃないので昨年末壱岐に帰った時に女将に相談したところ「じゃー、平山家の携帯電話をみんなソフトバンクに変えちゃいましょー!!」とのこと。
えー。
それまた大胆な…。
「周(三男坊)の友達がソフトバンク壱岐支店長やってて機種変更してくれって言われてたから調度良いわ!」と女将。
ということで、ソフトバンクから3G携帯電話を借りて電波が通じるかドライブしながらチェックすることに。郷ノ浦はもちろんのこと、住吉神社、亀石の女将の畑付近等々。
「あら!ドコモでも通じにくい場所が電波入るじゃなーぃ♪♪♪(^0^)」と女将ご機嫌。
ところがすっとこどい。
帰宅して平山旅館だけ電波が入らない。
「えー!!何これー!最後の最後にぃ〜!」(T□T)(T□T)
「akkoちゃん、どー思う?!」
akko「近くにソフトバンクのアンテナ立ててもらうしかないですね〜。はは…。まぁ諦めるしか…」
女将 「そうね!それだわ!」って。
なんとソフトバンク壱岐支店長に電話かけてるよ。
女将「ちょっとー!せっかく機種変更してあげようと思ったのにうちだけ電波通じないじゃない!どーいうことよー!」
な、なんちゅー強気な…。(^〜^;)
アンテナ立てるのはさすがに高額だし無理じゃ…。
ところがすっとこどい。
本当にアンテナが立ってしまった。
先日女将からそんな電話がかかってきたよ。
「『女将さんの為なら今すぐ手配いたしますー!』ってやってくれたわよー♪まぁ、こんなもんよ!あははっ!!」
いやはや恐れ入りました!
おばあちゃんからの手紙
壱岐から東京に帰る際、平山のおばあちゃんから私の姪達に渡して欲しいとお手紙を頂きました。
今夏に姉一家が壱岐に来ておばあちゃんの本家にお世話になり、江戸っ子の姪達はすっかりおばあちゃんと仲良くなったようです。平山のおばあちゃんは典型的な田舎の優しいおばあちゃんという感じの方です。
東京に戻ってからおばあちゃんにお手紙と絵を書いた姪二人(4才と6才)。そのお手紙を壱岐のおばあちゃんは何度も何度も読み返していたそうです。
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆
りこちゃん
ふうこちゃん
おげんきですか。おばあちゃんもげんきです。おてがみ、ほんとうにありがとう。
また あいたいです。また「いき」にきっと きてくださいね。
さむくなりました。かぜをひかないようにね。
おばあちゃま、おとうさま、おかあさまに よろしくおっしゃってね。
またおあいするのを たのしみにまっております。
だいすきな かあいい
りこちゃま
ふうこちゃまへ
いきの ばばちゃまより
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆
文面から愛情と気品の高さがあふれ出ている。
郷土料理修行に来た私の、姪達にまで愛情を注いでくれる優しい平山のおばあちゃん。
今回も私にと何十年も昔の料理雑誌の切り抜きを取り溜めして下さりお土産にくれたよ。
ありがたいことです。
akk^-^の心も温まります。
周ちゃんのお嫁さん来たる?!
12/8。
今夜はお父さんの仲良しの殿川先生と久々に懇親会♪
と準備していたところ三男坊の周ちゃんがやってきて、
周チャン 「akk^o^ちゃんに会わせたい友達がおるったい。
俺のお嫁さん候補!(*^□^*)
今夜一緒に酒飲んで盛り上げてよ!」
akk^o^ 「えー!付き合ってる人いたんだ!」
周チャン 「んにゃ。。。それがまだ付き合ってないと。
俺が好きなだけ!
相手にゃ彼氏いるけど、俺気にしないし!」
ガクッ!
それで結婚て話が飛躍し過ぎじゃにゃーかねー?
akk^◇^ 「で?ま、どんな人?どんなところが気に入ったのさー!?」
周チャン 「顔!超美人たい!それと痩せてるのに空手が強いところ!
と学校の先生やっててしっかりしてるところかなー♪
俺、いい加減な奴やけん、相手がしっかりしとった方が良いやろ?
ホントは結婚したくないけど、周りが煩いけん、いっちょ結婚して
強い子供でも産んでてもらおうかなーってねー!
akk^o^ちゃん、どー思う?」
akk-_-; 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
で、でたね、そのいい加減ぶり。。。
好きな人の為に真人間になろうって思わんとかいな」
周チャン 「そんな気、いっっっっっさい無し!(^□^)」
( ̄△ ̄;) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
周ちゃんはハンサムで料理の才能があるのに、持って生まれた才能があるが故にか、どうにも性根がないというか努力することを面倒くさがるよ。
akk`o´ 「周ちゃんと結婚することで1人の女性を不幸に陥れる片棒なんざ、担ぎたくないね。そんな奴に申し上げることなんざ、一切合切ござっせん!」
周チャン 「あははー!akk^o^ちゃんて、面白いっちゃねー!ま、彼女見たってよ!」
akk ̄〜 ̄ 「ったく。今夜の会のことはお父さんに聞いちみ。」
そんなわけで、殿川先生ご夫妻+その彼女達も一緒の奇妙な宴会が催されました。彼女は平山旅館の取材をするモデルレポーターとしてやってきたそうです。足がスラリと長く、ショートパンツはいていたことにお父さんや殿川先生が釘付けでした。(爆笑!)
殿川先生ったら、自分も教職だからか
「そげん短いホットパンツ(←って言い方がまた良いね♪)はいて授業やっとるとで!!?」
お父さんったら
「おい、akkoも、あんなホットパンツはかんね!しっかし若くないとはけんばいねー!」
等々。。。ワイワイにぎやかな宴会終了。
周さんも上機嫌。
んで、恋の行方はどうなったかと申しますと。。。
夜中、結婚前提の申し込みをすべきか否か迷いに迷って事務所と彼女のお部屋をウロウロ。結局告白できなかったとか。
「akkoちゃんが色々言うけん。自分と彼女が結婚してもうまく行かない要因が31個くらい思い浮かんで行けんかった。俺も気が強いし、彼女も気が強くて女王様だしぶつかりそうじゃない?」とのこと。
31個って、年の数だけ要因が浮かんだつね(笑)
なかなか面白いこと言う。
akko 「周ちゃんは女将そっくりなんだから、お父さんみたいな性根ある女性をみつけた方が良かっつよ。」
周チャン 「akk^o^ちゃんはいつもそれ言うね。」
さてまて、このハンサムで甘えん坊な周ちゃん。
いつに素敵な女性が現れるやら乞うご期待。
ですばな。
戦時中の手術、プチ体験。。。
今日は「壱岐もの屋」苺ジャムを作る用に苺狩りに行ってきました。
とっても採れました。きゃはっ♪♪
って!!
どころじゃなかったとよ!!
2ヶ月以上前に鯛の背骨が刺さって以来、右手人差し指の腫れがひかない。ただバイ菌が入ったのろうと無視していたけれども、どーにもチクチクし仕事に差し障り有り。
んで、今日親父サンのお兄さんがやっている病院に行くことになりました。
「んー、まぁ見てみようかね。」って指をガッチリ捉えられ針で穴をグリグリ…!
続いて先の鋭いピンセットで骨が無いかと周辺をグリグリ当たって探す。
もーーー麻酔なしだし、七転八倒痛み!!
でも大の大人がキャーギャーはみっともないので、悲痛を堪えながら歯を食いしばり堪えているけれども、痛さのあまりついに椅子から転げ落ちてしまった。
転げ落ちたっていっても、akkoの図体だけで、指はしっかと先生に押さえられたまま。(笑)
さっすが親父の兄貴や!
容赦せんとねー!!
しかし、あまりにも骨が当たらないのでレントゲンを撮ることに。
して、やっと見つかった!長さ1cmの骨ばい。
「こりゃー、奥にはいっちょる。」
「見えたものは取らないといけんめー。(笑)」って。
今度はさすがに麻酔を打ってもらって、無事骨がでてきました。
看護婦さん達も「上等な骨やねーーー。」とキャイ☆キャイ☆
「今日明日は水には当たらないように。」とのこと。
んが、
「ゴム手袋二重にしてやれ。」っと親父の一言ですぐ仕事に戻るakkoなのでした。
いやはや、しかし。
akkoのはけっこう太い鯛骨だったばってんが。
戦争中の人は麻酔なしで鉄砲の弾グリグリえぐられて取ってもらったろうと思うと堪らんとね。よく耐えたもんだ。すごいことだ。
っと、感心するakkoなのでした。
2006年05月29日 | コメント (1) | トラックバック (0)
ワガママを金で買う
今日は強烈なお客さんが居た。
まぁありがちだろうけど、一々ケチつける客。
平山旅館は親父が魚を捕ってきて素材を吟味し、年齢層やどこからやってきたか、今回はどんな目的でやって来たか(銀婚旅行とか)、料理の好き嫌いを予めリサーチして料理を出しているんだ。
んで、今回「砂糖が好かない」なる情報があるお客さんだったのだけれども、それどころじゃないの!!ホント、一々料理に対する文句!
例えば小鉢、前菜要らない、その代わり塩の卵焼だしてとか。
親父は「世の中いろんな環境で育ってきた人がおるけん。面倒なこと言われてる訳じゃなか。ただの塩の卵焼きを希望されてるだけやけん、作ってやれ。」というので、86才になるおばあちゃんにわざわざ卵焼き作ってもらったら、
お客さん「塩だけって言ったのに余計なもん入れおったな!」と怒りだす。
砂糖は入れなかったけどダシ巻き卵作ったんだよね…。
料理の味付けは塩だけで良いそうな。。。
だもんで?同然喉か乾いたのだろうか、「酒もお茶も要らん。水くれ」とおっしゃるので持っていったら「混ぜもんは要らん言うたろ!」って氷が入っていることに怒りだす。
なので氷をとってお出ししたら、「やっと、まともなもんが口に入る。」だって。
さすがに厨房も、板サンも興ざめ。
なんのために平山きたと…。
塩塩、って塩かけて追い返したら良か!^
そげに文句付けられるほどひどい料理と心でおもてなししとらんとよ。
まぁ、お客さんも言いたいことあるだろーがさっ。
旅館に来ておもてなしうけて、なしてそれを楽しもうとしないのかなぁとその人を不憫に感じたよ。
こちらの好意を明らかに踏み握ってやろうとする意気込みというか?
何しに旅行に来たのかねぇ。
普段の生活では文句が言えなくて、金払ってワガママでもしたいとでも思ったのかなー?
不思議でならないよ。
そんなことしても楽しい旅行にはならないのにねぇ。
いやはや。
○万円の皿、割れる
GWも連休真っ只中。
旅館厨房もてんやわんや。
akkoもめまぐるしく包丁を走らせております。
すると…。
「ガシャーーーン!」
って…
不吉な音が…
イカ刺し用の大皿が粉々に砕け、辺りの騒然が一瞬止まる。
……………!!
「す、すみませ…ん…!」
皿洗い担当のおばちゃん震え声。
てんてこまいで、慌ててしまったのだね。
さすがに高い皿だったからか、皆「大丈夫大丈夫」とのフォローの一声がです(^、^;)
静かに後片づけに。
かわいそうになー。
本人も落ち込み激しいね。
akkoも我が身だったら胸が締め付けられるなーと同情してしまったよ。
「もうお皿洗いたくない!帰りたい!」とおばちゃんがダダこねたら
「皿割る度に帰れるなら毎日割るたい。」と休みなしに働いている高田さんが冗談言って慰めてたよ。
優しいね。
平山旅館は古い良い皿が結構あるから気をつけないとだ。
ついに大型連休突入!
世の中GW!!
今年は11連休も夢じゃない!
ゆっくり、のんびり、楽しく休もうぜ!!
…ってのは世間様の話。。。
平山旅館もGWに突入!!
こちとらサービス業の極みの旅館業!
究極にかき入れ時!
おかげさまで満員御礼。
今日はその初日だ。
そんなハードな日がこれから11連休続きます…。
akkoは昼は壱岐もの屋で仕事だから、旅館の仲居さん達みたいな2時間の中抜け休憩なし。昼飯も5分。キビしーねっ。
しかし、こんな経験も貴重だと張り切ってたら。。。
やっちまいました。親指を包丁でグサリッ!
刺身担当のakkoが血を滴らせてたんじゃぁお話しにならないね。
透明なイカが真っ赤になっちゃう!
バンドエイドだけじゃ血がにじんでしまうから薄手のゴム手袋はめての調理。
でも滑るし思うようにさばききれないし!
「そん指切ってたら、akkoチャン東京に帰るまでに指なくなるばいねー。」って親父サン。
むむぅ〜!
GW初日からこんなんは悔しい!
予約帳にない突然のお客
今日は満室!
のはずだけど…。
とあるお客さんがいらっしゃる。今日お泊まりとて。
「本日は満室でございますけれども…」
「んや、なんとか旅館てきいて来た。ここや!」
コワ面だし筑豊NOの車だし!
(筑豊って、九州一ヤクザ産地!)
予約帳に名前がないし、こちらの手違いだったらどうしようとドギドキしたものの、結局数十分待ちられて帰りなさったそうな。
それにしても「平山」じゃなくて、「何とか旅館」と曖昧なこと言って開き直られてもね。。。
とはいえ年に一度か二度はそんなハプニングはあるそうな。
んが、平山旅館最大のハプニングは…。
十年近く前、やはり予約帳にないお客様がみえられ、「確かに平山旅館だ。」という。夏休みで繁忙期まっただ中、当然空室無し。
お客さんが腹かかすものの、部屋が開いていないのでどうしようもない。
謝りに謝って、数十m離れている親戚の高峰旅館に寝泊まりしてもらい、料理を一々そこまで運んだそうだよ。
んが。
やっぱりココじゃなかったんだよ!
なんと隣島「対馬」にも平山旅館てあるそうで!
壱岐と対馬上陸間違い。
お客さん、島ごと間違えちゃってたんだねー!(^o^;)
何で解ったかって、対馬の平山旅館さんから「昨日そちらに○○様いらっしゃいませんでしたか?うちに来られなかったので。」と電話があったから。
いやはや、ほんなこて。
2006年04月22日 | コメント (2) | トラックバック (0)
へぃかぶり事件(※お食事中の方はご遠慮ください)
それらはひっそりとakkoを待ち構えていた。
旅館で働いていら誰もが一度は経験するショッキング。
今日は日曜日。
だけれども壱岐もの屋の厨房に入り月曜出荷の大人気「豆&豆乳カレー作成と玉葱ジャムを試作。
んで、旅館の温泉入って帰ろうかなーと階段降りたところ…。
汚物が。
そう、う○ちが。
しかも4箇所。
………。( ̄□ ̄;)
従業員として速やかにフロントの係の人に連絡して始末したのでクレームにはならなかったけどね。
しかしありゃどういう状況で発生したものなんだろ。
犯人の様態は?
場所は風呂から出たばかりの廊下。
しかもトイレは目の前。
を、通り過ぎるように30cm感覚で形跡が。
さらに1つは踏んじゃった跡あり。
子供にしては量が多い気も…。
子供だったら親がなんとか言ってくるだろーし…。
動物が入り込んだのかな…。
踏んじゃった後の消息もないからますます不思議…。
カレーを作る前に遭遇しなくて良かった!
あ、「へいかぶり」って壱岐弁で「お漏らし」の意味です。
花見にて
昨日は平山旅館&壱岐もの屋の合同花見があったよ。
akkoも夜鍋してオカズ作りました。
時間に追われることなく料理ができるってのはイイものだね♪(^▽^)
Bigグラタン、油揚げの巾着煮、レンコンハンバーグ。
巾着は20個作ってその中に1つだけ激辛を混ぜておいた♪
誰に当たるかなぁ〜って楽しみにしてたら、なんと声もかけられない遠い上座の、4/1に御年86才になったばかりのおばあちゃん(親父サンのお母さん)の目の前に皿に回っちゃって!しかもその巾着が最後に1つ残っちゃって!
もーイタズラ仕掛けたakko&末永おばちゃん&江坂さんは生きた心地がしなかったよ!
ヒィー!おばあちゃんが食べて泡吹いたらどーしよー!!
っと、思ったら別の人がその激辛巾着を持ち上げた。
ホッと同時に早く食べないかなーって、壱岐もの屋厨房組で堪え笑いしてたんだけれども(離ればなれの席ながらアイコンタクトで笑い転げ)てたら、普通に食べちゃったよ…。
一同脱力…。
もっともっと辛くすれば良かったかな…。
なんて…。
しかしあぁいうイタズラは仕掛ける側が面白いだねだね(^〜^)
ハラハラドキドキでした。
2006年04月08日 | コメント (1) | トラックバック (0)
人生で一番長い風呂
千年の湧き湯「平山旅館」には毎日たくさんのお客さんが温泉に浸かりにきます。
旅行客だけでなく、壱岐の方々ももらい湯にやって来ます。
娯楽の少ない島ですから温泉は1つの楽しみですなぁ。
んが。
いつもなら微笑ましく温泉客を見守るakkoですが、さすがに今日は死に目を見ました。女6人の大家族のお客がonsen in。
平山旅館は小じんまりした旅館なので女湯の洗い場4,シャワー3しかない。
今までどんなに混んでても各個人のタイミングもあり「開かずの間」になることは無いのだけれど、今夜は血筋が一緒だからか、偶然か、皆のタイミングが一緒なのである。
温泉浸かってる時間も露天風呂に一緒に行くも、体洗うタイミングも?
そして一家族なので、シャンプー&リンスも体洗う石けんも共有。
当然順番待ちが発生する。
シャワーは3箇所しかないのだから、次の3箇所も彼女らの身内である。
当然「早くー!」と文句タレてる血縁者にakkoも加わる勇気無く、次の次の順番待ちになります…。
血筋からか、皆頭洗うのも体洗うのものんびりと言いましょーか。
挙げ句の果てにシャンプー&リンスに加えてトリートメントなんて始めた日にゃ温泉に溺れかかったよ…。
のぼせて意識朦朧してくると、くだらない空想までし始めちゃって、彼女たちはオバァちゃんから小学生の孫まで一家皆「鏡餅」体型だったんだけれども、(皆があと10kg痩せてたら体洗う面積が少なくて早く済ましてくれるんじゃないか)とか、
(一家皆のシャンプー&リンス&トリートメントを、リンスinシャンプーにしてくれたら時間が1/3になるんだけれども)とか、akkoが平助でもいいからトロイばぁちゃんの頭と髪をサクッと洗ってあげてもいいでしょーか、とか空想で言ってみたり。
空想したって解決しない、しょうもない空想をして待つのでありました。
いやはや。長風呂だった!
『ドッキリ』の報告!!
昨夜、一卵性双生児の片割れの姉が壱岐に来てくれた。
皆さんは覚えておいででしょうか?
姉が壱岐に来たあかつきには親父サンに『スターどっきり丸秘報告』級のドッキリを仕掛けようと計画を立てていたことを…。
その結果をご報告いたします♪
最初サッチンの親戚「山田さん2名」で宿を取って極秘入室を企てていたのだが、旅館が満室となってしまったことが判明。そうなると超多忙極めるので「akkoの代わりに板場に姉を」なんてシャレが通じない気がして、とうとう旅館に白状することにしました…。
姉を見た女将は「気持ち悪いほど似てるわねー!!(笑笑笑)」と大歓迎してくださいました。
旅館の皆さんも似てる似てるとキャイ♪キャイ♪
しかし、ドッキリをどーしても諦めきれないakkoは、親父サンへの挨拶を先ずしないで
2人で温泉に浸かって、同じ浴衣来て、お化粧も同じくしてスタンバイ。
作戦としては、姉を私に装わせ、堂々と前を歩き、akkoはその後ろにしおらしくお土産を抱えての立ち位置。
んで、姉に「お父さん、お疲れ様ー!どっちがakkoだか判りますか???」と言わせる寸法だ。
んで…。
どうだったと思いますか?
親父サンは。
親父サン、一瞬間をおいて、
「こっちがakko。ホクロの位置が違う。」
だって!
確かに、akkoには泣きホクロが左目に小さくある…。
何となく雰囲気が違うとかじゃなくて、キッチリ動かぬ証拠つかんだ答えはさすがだ!
親父サンはいつもakkoより上手だ。
「ワシの目利きは魚だけじゃないとよ。はははっ」
感服しました〜。![]()
『スターどっきり丸秘報告』
突然だが2月に私の双子の姉が壱岐に遊びに来ることになった。
11分しか違わない一卵性の片割れの姉である。
日頃お世話になっている親父さんへのご恩返しに、
当然やらなければならないだろう。
「スターどっきり丸秘報告」級のドッキリ企画を。
くひひ…。
あの渋い親父さん、ビックリたまげて「何ちや!!」って旅館走り回らないかなー!
どんな仕掛けにすっかな!
しかし東京都内某有名女子大卒業後、日銀に勤め東大出の男性と結婚し
2児の母として幸せにやってる姉がどんだけイイ仕事してくれるかが問題だ。
まぁ、しかし今から楽しみだなぁ♪
迷惑な温泉客
なんでだろ。
どっこにでも居るよね。
「温泉にタオルを入れてる客」
脱衣所に『湯船にタオルを入れないで下さい。』って
書いてあっても必ず平気な顔して入れてる奴、居るよね。
どーいう腹ずもりなのか理解しがたいよ…。
ところがスットコドイ、今日は更に上をいく客が居た。
( ̄〜 ̄)あー、タオル湯船に入れやがってー。
って呆れていたが、よくよく見ると違う。
あの体を洗うナイロンのゴアゴアタオルだったんだよ!
(>_<)おぃおぃ!そりゃねーだろー。
そいつの使用目的はただ1つしかねーだろー!!
って恐怖を感じていたら、案の定湯船中で体ゴシゴシ。
( ̄□ ̄;) ………!!
勇気を持って注意しろって皆は言うよね…。
でもそれが温泉の中で5:1人だったとしたらどう?
スイマセン、akkoマケマシタ。
ナンジャクナ キヨワナ セイシンデ スイマセン。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サッチン「それ、どんなおばちゃんだった?
地元の人とかだったらフロントで何気なく言うけん、
覚えてること言って!」
平山旅館社長サッチンより。
akko「あ…、えっと短めのグルグルパーマのおばちゃんだった。」
サッチン「それから?!」
akko「ちょっと猿人系だった。」
サッチン「あのねー、日本全国8割のおばちゃんが
パーマに猿人系なの!!
もっと、その人にしかない特徴は覚えてなーぃ??!」
akko「………。あ!」
サッチン「なん!?」
akko「オッパイの脇にイボがあった!」
サッチン&akko「………。」
サッチン「一日中湯船に浸かって客に万歳させろってか!!?」
ゴメン、サッチン。
akkoが小心者なばっかりに…。
社長サッチンのこまい悩みは尽きない。
皆さん、そんな客を見かけたらフロントにご一報下さい。
もしくは注意してね。
徐々に
平山旅館の従業員の方とうち解けてきました。
ネットショップ「壱岐もの屋」のおばちゃん達には
早くから可愛がってもらい、今では「うちの娘が」
なんて言ってくれるよ。
akkoが人から物もらったりするとおばちゃん達が
「我が娘を可愛がってくれて何ぼです。」なんて
挨拶する。
akkoが恥ずかしがっていると、
「あんたは素直で探求心があって、でもとぼけた
ところがあるから妙に何かしてあげたくなる。」
のだそうだよ。
そんなakkoが平山旅館の厨房ではなかなか難しいところがありました。
やっぱ東京から来た気にくわない奴って感じでした。
板さんなんて口聞いてくれなかったもん…。
その一方、館主兼板長の親父さんには妙に可愛がられるから
余計に気に食われなかったよ。
息子が誰一人跡を継いでない状況に
akkoが飛び込んできて「お父さん、お父さん」て、
調理に対して興味津々で、厨房が終わったら
お父さんの晩酌に付き合い酒を飲む。
ひいきもしたくなるばってん。
って陰口叩かれてたよ。
でも毎日朝から晩まで厨房に立って
「恐い。汚い、気持ち悪い」なんてこと言わずに鴨の毛引きから
寒空の中魚のウロコ取り、板場の掃除をこなすakkoを見て、
板さんや従業員の人も徐々に気持ちを変えてくれたもよう。
今日はトラフグの剣挽きをやった。
フグ調理の中で一番難点と言われてるのが剣挽き。
剣挽きとはフグの皮にあるトゲを包丁でそぐことである。
かなり根気の要る難しい仕事で、フグ料理がなぜ高いのかを理解しました。
親父さんにお前もやれと言われ、手を傷だらけにして
シックハックしている姿を見て、
従業員の方々が「がんばり。あんた根性あるけん。やりよるね。
フグのひれ酒用意しとくけんがんばり。」
と声をかけてくれた。
口をきいてくれなかった板さんも今では
少しずつakkoに教えてくれる様になったよ。
そんなわけで最近旅館の厨房の雰囲気も楽しくなりました。
ありがたいことです。
akk^o^ 、平山旅館の嫁に!?
平山旅館には4人も息子さんがいるのに誰一人親父さんの跡を継いでいない。
親父さんが現役バリバリなのもあるけど、いろんな事情ありです。
長男であるデジタル女将佐知子さんの旦那さんは東京で事業しているし、他の息子さんも殆ど壱岐を出て働いています。
その中で伝説となっている息子さんがいる。
三男坊、周太朗さんである。
彼は超ルックスが良く、天才的な舌とセンスを持っているらしい。
旅館でも壱岐もの屋でもおばちゃん達の王子様らしいのだ。
しかーし!
「その名前を親父さんの前で決して口に出してはいけない。」
っと、サッチンから念を押されていた。
なぜかっちゅーと、旅館でありがちなのだが、
昔気質の根っからの料理職人である親父さんと、
古い格式を打ち破ろうとする周太朗さんは共に相容れず
親父さんは周さんを勘当状態にしているからだ。
周太朗さんは今は湯布院に修行に出されていると聞いていた。
ところがである。
その周さんがひょっこり帰ってきたのである。
当然旅館には顔を出せないのでサッチンの家に転がり込んできたのだ!
なんでかはわからない。
「どーせ、冬の湯布院は寒いからとかいって戻って来らっしゃんやろ。
そういう人たい。」とサッチン。
本人も「俺がいつ帰って来ようが、いつ行こうがサッチンに何ば言われとうない。」
ただ、サッチン的には壱岐もの屋の正月用のおせちメニュー作りにどうしても彼の舌が必要なのだそうで渋々家にいることを受け入れることに。
んで、今サッチン母屋2階のakkoの隣屋に居たりする。
男の人が隣にいるって結構ストレスなので自然akkoも1階のサッチン母屋に居ることが多いよ。
それからというもの親父さんの視界に入らない様に周さんは
壱岐もの屋の厨房で試作したりレシピ作りにくることに。
んが、その姿を先日親父さんに見かけられ「ここはあいつのいる場所じゃない。
サチ(サッチン)、早く奴を追い出せ。今度見かけたら銃で撃ち殺す。」
と鴨銃磨きながら親父さんは目を光らせている模様。
とはいえ厨房では王子様が帰ってきたってんでおばちゃん達は大にぎわい。
そして…。
とある噂がまことしやかに勝本町に広まる…。
「あの平山旅館の三男坊がついに帰ってきたと。」
「今度こそ真面目になるっちゅうて嫁さんば連れて来たと。」
「嫁さんは健気に平山に入って朝も昼も修行しちょらす。」
へー、そうなんだー。
ん?![]()
って、おいおい!
朝も昼も働いてるのNewFaceって私だけじゃん!!
どーやら近所では私が周さんのフィアンセであり、親父さんに周さんのことを許してもらおうと健気に壱岐もの屋や平山旅館で働いてることになってるらしい。
しかも噂の出所はおばあちゃん(親父さんのお母さん)らしい。
勘当されて追い出され心配してた孫の周ちゃんが嫁さん連れて帰ってきた。
これで安心だー。とか何とか。
あははー(^□^)
しかし、まぁ旅館て、平山旅館てホント面白いところだよ。
ここにいたらテレビドラマ1本書けるね。

